3×3男女日本代表:FIBA 3×3アジアカップ初戦まであと2日「今回ポロッと落ちてきたチャンスなので、もう思い切りやるしかない」栗林未和選手
【© Japan Basketball Association.】
UTSUNOMIYA BREX.EXEで頻繁に国際大会へ出場してきた斉藤諒馬選手は世界23位、日本トップに立っています(※3月28日現在)。個人ランキングも堂々の日本4位。しかし、はじめて日本代表に選ばれた斉藤選手は、「やっぱり背負っている大きさが全然違います」と気を引き締めます。それでも豊富な経験を生かし、「臆することなく、今までやってきたことや自分の得意なところをしっかり出して、勝利に貢献できるようにしたいです」と抱負を述べました。
日本代表として2014年から多くの出場経験を誇る落合知也選手(ALPHAS.EXE)は、チームをまとめる大黒柱。東京2020オリンピックに続き、2大会連続出場をミッションとし、「もちろん今大会は金メダルを狙っていきます」と話し、初のタイトルに挑みます。「まずは3×3アジアカップを獲って、宇都宮で開催されるUOQT2(FIBA 3×3 バスケットボール ユニバーサリティ・オリンピック予選2/5月3日開幕)につなげたい気持ちは全員が強く持っています」と共通認識できており、目標へ向かって前へ進みます。
2019年以来となる3×3に帰ってきたのが、千葉歩選手と栗林未和選手(ともに東京羽田ヴィッキーズ)。千葉選手ははじめて日本代表に選出され、「3×3もそうですが、日の丸をつけて戦うこともなかなかないチャンスです」と新たな気持ちでいます。ともにWリーグで切磋琢磨する仲間たちであり、「みんなの得意なプレーや何がしたいかは分かっています」と千葉選手は利点を生かします。対して、3×3については「久しぶりなので、競技の特性を思い出すのに必死で、まだ頭の整理ができていないです」と不安を抱いていましたが、現地での実戦を重ねて感覚を取り戻しています。
3×3ワールドカップ2019に出場した栗林選手でしたが、「その後はケガで離脱するかたちになり、その後もなかなかコンディションが上がらない中でも、ずっと声をかけていただいていました。今シーズンのWリーグを通して良いコンディションでプレーし切れたこともあり、3×3をもう一度がんばってみようと思いました」とふたたび3×3に戻って来ました。オリンピックへの想いに対し、「正直もう無理だと思っていました。でも今回、ポロッと落ちてきたチャンスなので、これを自分がしっかりとつかみきれる状態にあると今は思えています。もう思い切りやるしかないです」と覚悟を決め、檜舞台を目指します。
国際大会に出場してきた斉藤諒馬選手はFIBAランキング日本4位の実力 【© Japan Basketball Association.】
東京2020オリンピックでは選考期間にケガで離脱した栗林未和選手が復帰 【© Japan Basketball Association.】
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