【ラグビー/NTTリーグワン】注目はエディー・ジョーンズが認めた BL東京が誇るハードワーカー<東芝ブレイブルーパス東京>

東芝ブレイブルーパス東京 眞野選手 【©ジャパンラグビーリーグワン】

東芝ブレイブルーパス東京(以下、BL東京)は3月24日、秩父宮ラグビー場でリコーブラックラムズ東京(以下、BR東京)と対戦する。

ここまで9勝1敗と好調をキープしているBL東京では、眞野泰地が先発する。グラウンド中央で、互いにトップスピードで衝突するセンターは、体格の大きな外国人選手が起用されることも多いが、眞野は身長172cm、体重88kgの体で自信を持って勝負に挑んでいる。

「タックルは技術を伸ばしています。ただ、がむしゃらに当たりにいくとけがも重なって、自分のキャリアも伸びていかない。低い姿勢を作るタイミングやスキルにこだわって、相手がどれだけデカくても倒せるようにしています」

攻撃においては、体格的に不利なはずの眞野がタックラーと正面からぶつかり、体勢を崩しながらでもゲインラインを突破するシーンが多く見られる。

「ボールキャリーには自信があります。相手の芯を見極めて、自分の芯を当てにいく感じです。相手のウィークショルダー(タックラーが当てにくる肩ではないほうの逆の肩)を狙いにいくこともありますが、センターでシンプルなキャリーを求められるときは、自分が立ち続けられるように芯に当ててからレッグドライブするようにしています」

今季は開幕から5試合連続先発出場を果たすも、その後はメンバー外になることもあった。それでも、練習では“K9”(BL東京で試合メンバー外の選手を指す言葉)の一員として全力を尽くし、仲間を鼓舞する姿が目立っていた。

2月の『男子15人制トレーニングスコッド福岡合宿』に参加した際には、エディー・ジョーンズヘッドコーチから「チームのためにハードワークをするところが一番気に入った」と評価されたという。ヘッドコーチ就任から日本中の試合を訪れ、“日本ラグビー史に残るハードワーカー”であるエディー・ジョーンズ氏に、この分野で認められるのは相当なものだ。

今節のBR東京戦に向けても、ブレない男は「一番はハードワークするところを見てもらいたいと思います」と力強く言い切った。BL東京が誇るハードワーカーの仕事ぶりに注目してほしい。

(安実剛士)
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ジャパンラグビー リーグワンは、「あなたの街から、世界最高をつくろう」をビジョンに掲げ、前身であるジャパンラグビー トップリーグを受け継ぐ形で、2022年1月に開幕した日本国内最高峰のラグビー大会です。ラグビーワールドカップ2023を控え、セカンドシーズンとなるリーグワン全23チームの熱戦をご期待ください。

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