<国内男子ゴルフ>選手会長を続投。谷原秀人が2期目の春に思うこと
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28日ー31日の「東建ホームメイトカップ(三重県 東建多度カントリークラブ・名古屋)」から、“2期目”の春が始まる。
昨年末には「今年で終わり」と、思いこんでいたが、新年の新・理事選で、また多くの得票数を集めた。
「もう一度、どうしてもやって欲しいと若い選手たちから言われまして・・・」。
谷原秀人はもう2年、選手会長を引き受けることにした。
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そのひとつが「若い選手から、上の選手に意見を言うのは、なかなか難しいものがある、ということ」。
それに、選手会長になると関係各所との調整や、ミーティングなど想像以上に時間を取られる。
「若い選手には、なおさらこれからのゴルフ人生がある。できるだけプレーに集中させてあげたほうがいい、という気持ちもありましたので」と、続投を引き受けることにした。
【昨年の最終戦「ゴルフ日本シリーズJTカップ」にて。またみんなで力を合わせて頑張ってまいります©JGTO images】
両立が上手くいったのは、「自分なんかはもう、いつツアーに出られなくなってもいいかな、という気持ちが少なからずあるからかもしれません」。
がむしゃらに結果や上達を求めていた20代、30代の頃に比べると、ここ数年で、一気にゴルフへの熱量が下がっていることを自覚している。
「余計な力が入らないのがいい、というのもあるかもしれません」。
練習量が削られても、経験や蓄積でなんとかできる、というベテランならではの利もあるのだろう。
今オフはJGTO会長の改選が控えていたこともあり、1月25日に選手会長の再任が決まった瞬間からまた電話や打ち合わせに追われてきた。
「この2年は、結局やりたいと思っていたことが、ほんとどできなかったので」。
ファンサービスの充実や、スポンサーの方々と選手とのもっと密な交流もそう。
今年、元日に起きた能登半島地震の支援活動など、やるべきことは山積みだ。
「今年理事になった選手たちも、みんなすごくいろいろ考えてくれているので」。
昨年まで17人いた理事を今年から10人に絞ったのは、選手会の指針をよりスムーズに実行に移すため。
「人数が多いとその分だけ意見を集約するのに時間がかかってしまい、そこで止まってしまうことが多いとこの2年で痛感しましたので」。
少数精鋭で、より迅速に、今まで以上に力を合わせる。
開幕を目前に、JGTO新会長も諸星裕(もろほし・ゆたか)に決まった。
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選手会長として、リベンジの2年にしたいと思っている。
【引き続き、宜しくお願い致します©JGTO images】
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