ウェストハムとの来シーズンの欧州カップ戦を争う試合は引き分けに|アストン・ヴィラ

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【©️AstonVilla】

途中出場のザニオーロが突破口を見つけるも1-1のドロー決着

プレミアリーグ第29節、アストン・ヴィラは敵陣ロンドン・スタジアムでウェストハムとの一戦に挑んだ。ミッドウィークのヨーロッパ・カンファレンスリーグラウンド16でアヤックスを4発撃破し、準々決勝進出を決めたヴィラ。対戦相手のウェストハムも木曜日にヨーロッパで大勝利を収めたばかりだったが、その勢いをリーグに持ち込み、前半で圧倒したのはウェストハムだった。

ヴィラのセットアップは、試合の好調なスタートからボールをコントロールして隙を探っていた。開始12分、右サイドで運んでいたベイリーのペナルティエリア内へのパスを、深くまで走り込んでいたワトキンスが受けて、そのままニアへとシュートを放つがここはゴールキーパーに阻まれる。
              
徐々にホームで勢いを増していくウェストハム。右サイドに広げてパスを受けたツォウファルがクロスを上げると、ゴール前にいたアントニオがこれをダイビングヘッドで合わせ、先制する。

さらに47分、ウェストハムのボーウェンのCKからインスイングへのボールをゴール前にいたアントニオが体で流し込んだが、VARチェックの結果ハンドとなり、ゴールは取り消された。

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ポゼッションでウェストハムを上回るが1-0で追いかける展開のヴィラ。後半に入り、デュランとラングレを下げて、ディアビとキャッシュを投入したがホームチームの勢いを止めることができない。

1時間を過ぎた時点でさらに2人の交代が続き、ザニオーロとディニュが入るとようやく突破口が見え始める。78分、ヴィラは鋭いカウンターからティーレマンスの敵の背後へのスルーパスを受けたディアビが右からボールを中へと引き戻すと、走り込んだザニオーロがゴールへと流し込んだ。

追いついたヴィラだが、後半アディショナルタイムに危機が訪れた。ウォード=プラウズのFKをキャッシュが献身的なブロックでボールを止めるが、乱戦が起きる。ゴールラインを割ったと思われたが、6分間のVARチェックの後、ソーチェクが腕でボールを押し込んだと判定されゴールは取り消されることとなった。

試合は1-1の引き分けのままフルタイム。アストン・ヴィラはプレミアリーグ4位となり、インターナショナルブレイク明けにはウルブスと対戦する。
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著者プロフィール

アストン・ヴィラFCは1874年に設立されたイングランド屈指の名門サッカークラブで、ウェスト・ミッドランズ州バーミンガムに本拠地を構えます。国内リーグとFAカップでそれぞれ7回の優勝を誇り、1981-82シーズンには欧州制覇も経験しています。また、イギリス王太子チャールズの長男ウイリアム王子がファンであることでも有名です。

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