追いつきたいSTVVは、後半果敢に攻撃を仕掛ける。50分、ザヒロレサラーム選手が相手DFからボールを奪取。キーパーと1対1の決定機を作る。このチャンスは決め切れずも、ついに59分、待望の同点弾が生まれる。ステウカース選手のサイドチェンジから小川選手が絶妙なクロス。中でザヒロレサラーム選手がヘディングでうまく合わせて、同点に追いついた。64分、67分にはピンチを迎えるが、鈴木選手がファインセーブでチームを救う。79分にはカヤ選手が自身で獲得したPKを外してしまい、逆転のチャンスを逃す。満員のファンの後押しと共に逆転を目指すSTVVは、攻撃の手を緩めず、85分についに逆転。コイタ選手がペナルティエリア外から豪快なミドルシュートを沈め、ゴラッソで逆転。その後はクラブ・ブルージュの反撃を許さず、タイムアップ。強豪相手に2-1の逆転勝利でレギュラーシーズンを締めくくったSTVV。代表ウィーク明けから始まるプレーオフ2に良い流れを持ち込みたい。