3月17日、タマホームスタジアム筑後で行われた福岡ソフトバンクと中日のウエスタン・リーグ公式戦第3回戦は、7対6で福岡ソフトバンクが勝利。

　福岡ソフトバンクの先発・大山凌投手は2回表、福永裕基選手、板山祐太郎選手の連続適時打で2点を失うと、なおも2死満塁で、ロドリゲス選手に2点適時打を許し、この回一挙4失点。しかし、以降は走者を出しながらも粘りのピッチングで、5回85球6安打2四球4奪三振4失点でマウンドを降りた。

　追い付きたい打線は2回裏、石塚綜一郎選手、牧原巧汰選手の連打で無死1、3塁とすると、内野ゴロの間に1点を返す。6回表に1点を失うも、直後の6回裏に柳町達選手、野村大樹選手の連続適時打で1点差に迫る。なおも2死満塁で、佐藤直樹選手に2点適時二塁打が飛び出し、逆転に成功。

　1点リードで迎えた8回表、木村光投手が福永選手に同点適時打を許し、試合は振り出しにもどるも、直後の8回裏、佐藤直選手の適時打で再び勝ち越す。最終9回表は、フェリックスが3者凡退で締めて、7対6で試合終了。

　14安打7得点と打線が爆発した福岡ソフトバンクが、ウ・リーグ公式戦今季初勝利。佐藤直選手が2本の適時打を含む、3安打3打点の活躍で支配下復帰へアピール。柳町選手も4安打2打点と存在感を示した。

　 １２３４５６７８９ 計
中 ０４０００１０１０ ６
ソ ０１０００５０１Ｘ ７

中 根尾昂-石森大誠-アルバレス-近藤廉-●福島章太
ソ 大山凌-○木村光-Sフェリックス

文・杉森早翔