前田大然のハットトリックでスコティッシュ・カップ準決勝進出|セルティックFC

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【©CelticFC】

前田が自身のクラブ通算100試合目をハットトリックで祝う

2024年 3月10日(日)

グラスゴー、セルティック・パーク

セルティック 4-2 リヴィングストン

(前田 7’ 22’ 86’ 古橋 90+4')

スコティッシュ・カップ準々決勝、連覇を狙うセルティックはホームでリヴィングストンと対戦した。4試合連続でスタメンに名を連ねた岩田は、今ではすっかり中盤の顔。また、前線で先発に選出された前田はセルティック通算100試合目を迎えた。

節目を迎えた日本代表スピードスターは、早速結果を残す。7分、この日右ウイングに抜擢された新加入のキューンがファーサイドに浮き玉のパスを送球すると、裏への抜け出しで反応した前田がワントラップからのシュート。飛び出したGKの隙間を突き、見事にゴールネットを揺らす。

先制から5分後に、一発のロングパスを起点に相手にゴールを許したセルティックだったが、22分に再び前田がチームにリードをもたらす。オライリーが敵陣のボックス内でボールを奪いシュートを放つと、一度はGKにセーブされるもこぼれ球を前田がダイビングヘッドで押し込み、この日2点目。前田の大車輪の活躍で、セルティックは1点リードで前半を折り返した。

後半も試合を優位に進めながら、最後尾のミスから再びゴールを許してしまったセルティック。フルタイムの笛が近づく中、チームを救ったのは再びこの男だった。

86分、右サイドのポケットに侵入した岩田がグラウンダーのクロスを送ると、ファーサイドから駆け寄った前田が押し込み値千金の勝ち越しゴール。文字通り前田の日となったこの試合は、アディショナルタイムにも途中出場の古橋がゴールネットを揺らし、4-2でセルティックが勝利した。

試合終盤のゴールでリヴィングストンに勝利したセルティック。スコティッシュ・カップ連覇に向け、準決勝へとまた1つ駒を進めている。
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著者プロフィール

セルティックFCは1887年に設立されたイギリス・スコットランドの名門サッカークラブで、グラスゴーに本拠地を構えます。世界的に有名なサッカークラブで、2005-06シーズンから2008-09シーズンまで中村俊輔選手が、2007-08シーズンから2009-10シーズンまで水野晃樹選手が所属していました。特に2006年11月、チャンピオンズ・リーグのマンチェスター・ユナイテッド戦で中村選手が決めたフリーキックは、現在でもファンの間で語り継がれています。

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