千葉ジェッツがEASL王者に!富樫勇樹は3P4本22得点の活躍でMVP
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千葉ジェッツが勝負強さを見せてソウルSKに競り勝つ
決めれば同点となる3PシュートをソウルSKナイツの#34ジャミール・ウォーニーが放つ。これが決まらず、#33ジョン・ムーニーがリバウンドを奪うと優勝を確信。喜びを表現するかのように大きくボールを放り投げた−−。3月10日、セブ島(フィリピン)のフープスドームで行われた「EASL 2023-24シーズン ファイナル4」最終日、決勝で千葉ジェッツはソウルSKと対戦。大接戦となったが、最後にリードを奪った千葉Jが72-69で勝利。2代目EASLチャンピオンとなり、100万米ドル(約1.48億円)の優勝賞金を獲得した。
グループAを6戦全勝で首位通過した千葉Jは一昨日に行われた準決勝でニュータイペイキングス(グループB1位、チャイニーズ・タイペイP.LEAGUE+)を92-84で下して決勝進出。対戦相手のソウルSKは、準決勝で初代王者・安養正官庄レッドブースターズ(グループA2位)に勝利して勝ち上がった。両者は昨年9月にプレシーズンマッチを行い、千葉Jが70-79で敗れている。
千葉Jのスターターは準決勝と同じ#2富樫勇樹、#31原修太、#33ジョン・ムーニー、#50アイラ・ブラウン、#10ゼイビア・クックス。まず#2富樫からゴール下の#50ブラウンに入れて先取点を奪うと、#31原、#50ブラウンも続いて7-0と良いスタートを切った。しかし、フィジカルなディフェンスを見せるソウルSKは、早い展開から#34ジャミール・ウォーニー、#8アン・ヨンジュンが決めてすぐに詰められてしまう。1ポゼッション差での攻防になるとクォーター終盤、#33ムーニー、#10クックスがリバウンドで強さを発揮。1Qを21-16で終えた。続く2Q、千葉Jは#31原を中心にアウトサイドで良いプレッシャーをかけるが、ソウルSKは#34ウォーニー、#8ヨンジュンがタフショットを決められてしまう。一方、残り6分の#2富樫の3Pシュートから約3分得点がストップ。一旦逆転を許した千葉Jだったが、#2富樫の得点でつなぐと#12金近廉も3Pシュートも成功。さらに終了間際に#2富樫が3Pシュートを沈めて37-34としてハーフタイムを迎えた。
しかし、後半に入っても緊迫感ある攻防が続く。千葉Jは残り7分、#3小川麻斗が3Pシュート、速攻と連続得点して44-38と6点差にしたが、すぐに詰められると残り2分を切ったところでソウルSK#34ウォーニーにフローターを決められて47-49と逆転を許す。その後、千葉Jの得点は#33ムーニーのアリウープ、#2富樫のフリースローのみになり、51-54で3Qを終えた。優勝をかけての4Qは開始から激しいディフェンスの応酬となって約2分間得点が動かず。先にシュートを決めたのは千葉Jだった。残り7分56秒、#2富樫がクロスオーバーからプルアップで3Pシュートを決めて54-54に。すぐに3点差に戻されたものの、#33ムーニーのフローターに続いて#2富樫がレイアップ、さらにスティールから速攻を決めて残り6分で60-57とした。しかし、粘るソウルSKは#34ウォーニーを軸に得点。僅差でのリードを奪い合う形で終盤を迎える。
ここで千葉Jは#33ムーニー、#10クックスがインサイドで追加点。残り2分半で69-66とした。ソウルSKは残り1分13秒に#8ヨンジュンが3Pシュートを沈めて千葉Jの70-69に。続くオフェンス、千葉Jは#33ムーニーがゴール下でシュートを放ったがこれが決まらず。残り52秒でソウルSKにリバウンドを奪われてしまう。決められたら苦しくなる千葉Jだったが、ここで最高のディフェンスを披露して24秒バイオレーションを奪う。このあと#2富樫がフリースローを2本きっちり決めて72-69とするとソウルSKのラストオフェンスを抑えてそのまま勝利。千葉が負けなしの8連勝でEASLチャンピオンに輝いた。MVPは3Pシュート4本を決めて22得点、7アシストをマークした#2富樫が獲得。インタビューでは「どう説明していいかわかりません。とてもとても素晴らしい気分です」と英語でスピーチ。会場に集まったファンたちは、4Qだけで10得点を挙げた#2富樫に向けてMVPコールを送り、そのプレーを称えた。
千葉Jは、3Pシュート成功率こそ29.63%(8/27)という数字だったが、2Pシュートでは60.0%(35/60)と高確率をマーク。#33ムーニーは16得点16リバウンドのダブルダブル、#50ブラウンが12得点をマークした。
グループAを6戦全勝で首位通過した千葉Jは一昨日に行われた準決勝でニュータイペイキングス(グループB1位、チャイニーズ・タイペイP.LEAGUE+)を92-84で下して決勝進出。対戦相手のソウルSKは、準決勝で初代王者・安養正官庄レッドブースターズ(グループA2位)に勝利して勝ち上がった。両者は昨年9月にプレシーズンマッチを行い、千葉Jが70-79で敗れている。
千葉Jのスターターは準決勝と同じ#2富樫勇樹、#31原修太、#33ジョン・ムーニー、#50アイラ・ブラウン、#10ゼイビア・クックス。まず#2富樫からゴール下の#50ブラウンに入れて先取点を奪うと、#31原、#50ブラウンも続いて7-0と良いスタートを切った。しかし、フィジカルなディフェンスを見せるソウルSKは、早い展開から#34ジャミール・ウォーニー、#8アン・ヨンジュンが決めてすぐに詰められてしまう。1ポゼッション差での攻防になるとクォーター終盤、#33ムーニー、#10クックスがリバウンドで強さを発揮。1Qを21-16で終えた。続く2Q、千葉Jは#31原を中心にアウトサイドで良いプレッシャーをかけるが、ソウルSKは#34ウォーニー、#8ヨンジュンがタフショットを決められてしまう。一方、残り6分の#2富樫の3Pシュートから約3分得点がストップ。一旦逆転を許した千葉Jだったが、#2富樫の得点でつなぐと#12金近廉も3Pシュートも成功。さらに終了間際に#2富樫が3Pシュートを沈めて37-34としてハーフタイムを迎えた。
しかし、後半に入っても緊迫感ある攻防が続く。千葉Jは残り7分、#3小川麻斗が3Pシュート、速攻と連続得点して44-38と6点差にしたが、すぐに詰められると残り2分を切ったところでソウルSK#34ウォーニーにフローターを決められて47-49と逆転を許す。その後、千葉Jの得点は#33ムーニーのアリウープ、#2富樫のフリースローのみになり、51-54で3Qを終えた。優勝をかけての4Qは開始から激しいディフェンスの応酬となって約2分間得点が動かず。先にシュートを決めたのは千葉Jだった。残り7分56秒、#2富樫がクロスオーバーからプルアップで3Pシュートを決めて54-54に。すぐに3点差に戻されたものの、#33ムーニーのフローターに続いて#2富樫がレイアップ、さらにスティールから速攻を決めて残り6分で60-57とした。しかし、粘るソウルSKは#34ウォーニーを軸に得点。僅差でのリードを奪い合う形で終盤を迎える。
ここで千葉Jは#33ムーニー、#10クックスがインサイドで追加点。残り2分半で69-66とした。ソウルSKは残り1分13秒に#8ヨンジュンが3Pシュートを沈めて千葉Jの70-69に。続くオフェンス、千葉Jは#33ムーニーがゴール下でシュートを放ったがこれが決まらず。残り52秒でソウルSKにリバウンドを奪われてしまう。決められたら苦しくなる千葉Jだったが、ここで最高のディフェンスを披露して24秒バイオレーションを奪う。このあと#2富樫がフリースローを2本きっちり決めて72-69とするとソウルSKのラストオフェンスを抑えてそのまま勝利。千葉が負けなしの8連勝でEASLチャンピオンに輝いた。MVPは3Pシュート4本を決めて22得点、7アシストをマークした#2富樫が獲得。インタビューでは「どう説明していいかわかりません。とてもとても素晴らしい気分です」と英語でスピーチ。会場に集まったファンたちは、4Qだけで10得点を挙げた#2富樫に向けてMVPコールを送り、そのプレーを称えた。
千葉Jは、3Pシュート成功率こそ29.63%(8/27)という数字だったが、2Pシュートでは60.0%(35/60)と高確率をマーク。#33ムーニーは16得点16リバウンドのダブルダブル、#50ブラウンが12得点をマークした。
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