【サーフィン】ISAロングボード世界戦の選考会 田岡、吉川、井上、浜瀬が決定
田岡なつみ&井上鷹 【THE SURF NEWS / Kenji Iida】
この選考会の出場資格は、WSL、JPSA、NSAの各団体ランキング上位者で、男子の参加者は浜瀬海、井上鷹、秋元祥坪、塚本将也、渡辺真通、北村健一の6名。
女子は、田岡なつみ、井上楓、吉川広夏、大村結衣、小林恵理子、菅谷裕美、宮崎友祈子、田村聡美の8名。
日本代表の選出は、男女共に2名ずつ。
選考会はコンテスト形式で行い、男女優勝者1名は代表選手として内定。残る1枠と補欠選手は、連盟強化部の推薦枠として、過去実績等も踏まえた形で選出される。
選考会当日、千葉/一宮界隈はハードなコンディションとなった 【THE SURF NEWS / Kenji Iida】
太東の堤防脇でうねりをやや交わすが、ロングボードには不向きなコンディション 【THE SURF NEWS / Kenji Iida】
特設されたジャッジブースとプライオリティパネル 【THE SURF NEWS / Kenji Iida】
全6名の男子は、ラウンド1のみ3人ヒートとなり、ここでトップ通過の井上鷹、浜瀬海がそのままファイナルへ。
リパチャージから上がってきた塚本将也、北村健一との4名ファイナルでは、井上鷹が7.00ptで先行。中盤に浜瀬、塚本が追い上げるも、じっくり良い波を待った井上がラストウェーブでノーズからフィニッシュまでメイクし、7.87ptを重ねて逆転優勝!
井上鷹 【THE SURF NEWS / Kenji Iida】
井上鷹 【THE SURF NEWS / Kenji Iida】
ラウンド2では田岡なつみが3位敗退する波乱もあったが、続くリパチャージでは今大会ハイエストとなる9.17ptをスコアして堂々のラウンドアップ。迎えたファイナルでも田岡の勢い変わらず、2位以下に大差つけてそのまま優勝を果たした。
田岡なつみ 【THE SURF NEWS / Kenji Iida】
田岡なつみ 【THE SURF NEWS / Kenji Iida】
2024年の『ISA World Longboard Championship』は、2年連続でエルサルバドルで開催。日程は現地4月18日〜25日、場所はライトのポイントブレイク「エル・スンサル」。
(エルサルバドルでは5月3日〜12日にISAジュニアも開催予定)
ロングボードは2028年ロス五輪での競技採用を目指しており、実現する可能性も高い。
前回大会では、浜瀬海、吉川広夏が共に7位となり、団体総合で日本は6位という結果。2024年大会の活躍に注目しよう。
日本代表選考会結果
優勝:井上鷹 14.87pt
2位:浜瀬海 14.00pt
3位:塚本将也 10.74pt
4位:北村健一 6.17pt
<女子>
優勝:田岡なつみ 12.67pt
2位:井上楓 6.00pt
3位:吉川広夏 4.86pt
4位:大村結衣 4.66pt
「2024 ISA World Longboard Championship」日本代表内定選手
井上鷹
浜瀬海
<女子>
田岡なつみ
吉川広夏
※詳細は後日、日本サーフィン連盟より正式発表される予定
日本サーフィン連盟
https://www.nsa-surf.org/
秋元祥坪は痛恨のインターフェアで悔しい敗退 【THE SURF NEWS / Kenji Iida】
ヒート中に負傷するもストレートでファイナル進出の大村結衣 【THE SURF NEWS / Kenji Iida】
井上鷹&楓兄弟はボードを共有しながらお互いをサポート 【THE SURF NEWS / Kenji Iida】
ファイナルでは良い波を掴めず3位となったが、過去実績から代表入りした吉川広夏 【THE SURF NEWS / Kenji Iida】
強化委員長の牛越峰統氏より選考結果を発表 【THE SURF NEWS / Kenji Iida】
前回大会に続き浜瀬海も代表入り 【THE SURF NEWS / Kenji Iida】
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