【徳島ヴォルティス】チャンとパンチが行く!街を元気に!塗装プロジェクト!

徳島ヴォルティス
チーム・協会

【ⒸTOKUSHIMA VORTIS】

クラブコミュニケーションオフィサー(CCO)の石井秀典です。
本日3月1日(金)にオフィシャルスポンサーである南海プランナー様と協同で、鳴門市の里浦小学校にて「街を元気に!塗装プロジェクト」をおこないました。ちなみに今回は、佐藤晃大CCO(以下、「パンチ」と呼びます)との初のコラボでした。

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風が強く気温よりも寒く感じられる中、子どもたちが元気な声で「おはようございます!」と言うたびに、気温も上がっているような上がっていないような気がしました。生徒代表の素晴らしいあいさつから始まり、南海プランナー様から塗装についての説明がありました。

子どもたちは全身透明のカッパとビニール手袋を着用し、靴もビニールで覆い、完全防備体制で臨んでくれました。僕たち2人は昨年まで選手が着用していたジャージと、新エンブレムが入った僕が一番似合っていると言っても過言ではないパーカースタイルで参加しました。もし僕より似合うって方がいればスタジアムに是非着て来てもらいたいと思います。
僕たちの自己紹介の時になんて呼んでもらうかを決めてなかったので、僕は「チャン」、パンチは「パンチ」と呼んでもらうことにしました。子どもたちは「チャン」「パンチ」を連呼し、一気に距離が縮まったところで塗装開始です。

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子どもたちは事前に下地の塗装を経験していたのでサクサクとやり始め、僕たちが応援するという構図からスタートしました。しばらくすると「チャンやって」「パンチやらんの」など、子どもたちから積極的に話しかけてくるようになりました。

中にはペンキを付けてこようとする子どもたちもいて、友達感覚で楽しそうに接してくれる姿を見ていると「この企画最高やな、子どもたち最高やな」という気持ちになりました。

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いざ、僕が塗装をしてみると、早速はみ出してしまうという大失態をしてしまい、子どもたちにやんやん言われてしまいました。南海プランナー様、里浦小学校の皆様、本当に申し訳ありませんでした。でも楽しすぎたので必ずまた参加します。実際のところ、ムラなくはみ出さずに塗るのは難しかったです。ですが、子どもたちが手際よく進めてくれたおかげで色を塗り終えることができました。

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さて、ここからが本番。自分たちで考えたヴォルティスへのメッセージや、子どもたちが今回のイベントのために考案したキャラクターの「さつワン」「さつニャン」を描いていく時間です。子どもたちの熱いメッセージには驚かされましたし、キャラクターのセンスも素晴らしかったです。僕たちもメッセージとサインと名前を入れさせてもらいました。

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キャラクターの名前は最終的には僕とパンチの呼び名をもじって「さつパン」と「サツチャン」にしてくれるという、サービス精神旺盛な子どもたちに感謝しかありません。皆さんにもホームゲームの臨時駐車場として里浦小学校をご利用の際には、ぜひ見て楽しんでもらえたらうれしいです。

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南海プランナー様や子どもたちの協力により塗装を終えることができ、次はサッカー交流の時間です。前日が雨だったためにグラウンドコンディションが優れず体育館でおこなうことになりました。

サッカー交流は4時間目からの予定でしたが、急遽3時間目に体育館でサッカーをしていた3年生の授業に飛び入り参加させてもらい、子どもたちの元気で一生懸命な姿に昔の自分の姿を思い出しました。「おじさんになったなぁ」とも感じましたが、漢38歳まだまだ頑張ります。

【ⒸTOKUSHIMA VORTIS】

4時間目になり、一緒に塗装をした同志たちが体育館に集まり始めました。早速セットしてあったボールを使って、ゴールにシュートをバンバン決め始めました。教頭先生から聞いていた「サッカー好きな子が多いので」の言葉を体現してくれていました。ボールをもとに戻してもらいサッカー交流のスタートです。
まず始めにゴジカルで僕が盛大に失敗したフラフープを使ったチームビルディングをおこないました。子どもたちは「できたー」などの声が上がり、チームビルディングが必要ないくらいの子どもたちの仲の良さを感じました。
次に体を温めてもらうのもかねて、ボール取りをしたのですがこれはパンチがすごく頑張ってくれました。子どもたちもすごく笑顔で大きな声で次にどこのボールをとるかのなどで盛り上がっていました。さすが6年生、4月から中学生になっても問題ありません。

【ⒸTOKUSHIMA VORTIS】

最後に僕とパンチが各チームに入り2チームで試合をしました。子どもたちはひたむきにボールを追ってゴールを目指し楽しい時間となりました。スペシャルマッチとして僕とパンチチーム対子どもたちチームで試合をしました。結果は悔しいのであえて載せないことにしますが、体を鍛え直してまた戦えたらと思います。

【ⒸTOKUSHIMA VORTIS】

最後は、僕たちからのメッセージと生徒代表の挨拶、写真撮影で交流を終えました。僕はいつもどおり「日々全力で過ごすこと、当たり前と思っていることは当たり前ではなくいろいろな人に感謝の気持ちを持つこと」を子どもたちに伝え、これが子どもたちの心のどこかに残り成長の助けになってくれればいいなと思います。

選手時代も感じていましたが、子どもたちと触れ合うイベントでは伝える側の僕らが子どもたちからパワーを貰ってしまうんです。ぜひスタジアムにきて選手たちにパワーを送ってもらえたらと思います。子どもたちにはこれからもひたむきに元気なままでいてほしいと思いますし、たくましく成長していってもらいたいです。今回のイベントにご協力いただいた南海プランナー様と里浦小学校の皆様には感謝しかありません。本当にありがとうございました。

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徳島とともに最高の瞬間を。
クラブコミュニケーションオフィサー 石井 秀典
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著者プロフィール

1955年創設、2005年にJリーグに加盟。ヴォルティスはイタリア語で「渦」を意味する「VORTICE」から生まれた造語。鳴門の渦潮にあやかり、パワー、スピード、結束力を備え、観客を興奮の渦に巻き込む想いが込められている。2014年には四国初のJ1昇格。2020年にはJ2初優勝を果たした。

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