【BOATRACE】 湯川浩司が前人未到の当地G1V4達成! 1マーク展開ガラ空き G1江戸川大賞 

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 ボートレース江戸川では「G1江戸川大賞 開設68周年記念」の最終日が4日に開催され、12Rで優勝戦が行われた。ファイナルのメンバーは、準優勝戦が中止打ち切りとなったため、得点率上位の6人がセミファイナルをスキップして優勝戦へのスライド乗艇となった。

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 最終決戦を戦った6選手は1枠から杉山裕也、坪井康晴、長田頼宗、湯川浩司、佐藤大佑、小池修平。優勝戦の進入は枠なりの3対3。スタートタイミングはインから順に19・13・07・09・12・11。センター勢の踏み込みが鋭く、イン水域の2艇は圧力を受ける苦しい形。1マークはセンター3コースから長田が全速攻撃に打って出た。この攻めに杉山と坪井が握って応戦。内3艇は大きく舟が流れてしまった。

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 この間隙を逃さす、ガラ空きの1マークをしっかり差したのは4コースの湯川浩司(大阪支部44歳)【写真4枚】。湯川の支部後輩の小池も最内差しで続いたが、ワンテンポ待っての差し。湯川はバック中間では後続を突き放して、2マークを楽々先頭でクリア。そのまま優勝のゴールへと駆け抜けた。2着は小池が、2周1マークで競り合いもつれる長田と杉山を冷静に差し交わしてキープ。3着はインで残した杉山となった。3連単は4-6-1で1万8870円。78番人気の高配当決着となった。

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 勝った湯川は前人未到の江戸川G1戦V4を達成。1月のG2戦634杯に続く当地特別戦連覇となった。江戸川でのG1戦V3には濱野谷憲吾、西田靖、石渡鉄兵、熊谷直樹(引退)といった面々がいる。

 “江戸川浩司”とも呼ばれている湯川は「江戸川は(ピット離れを)気にせんと調整できる。自分は元々、圧倒的な伸び一本で走ってきた選手やからね」と、当地での調整がフィットすることが江戸川での強さの秘訣、と優勝後の会見で語っていた。今節を制して優勝賞金1100万円を加算し、湯川の3月4日終了時点での獲得賞金は2350万2000円。峰竜太を交わして今年の賞金トップに立った。

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 記者からグランプリへの賞金加算の質問が飛ぶと「いやいや、自分なんかはチャレンジカップが目標やからね(笑い)」と冗談で煙に巻いたが、住之江育ちの湯川が暮れの住之江グランプリを意識しない訳もない。

 今年はここまで順調な航跡。この後、次節は3月9日から宮島で開催されるG2モーターボート大賞に参戦。3月末には地元住江でのG1太閤賞開設67周年記念も待っている。気合が入る材料には事欠かない。賞金ロードのスタートダッシュに成功している湯川の、今後の走りに注目していきたい。

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