世界が注目するマンチェスター・ダービーがエティハド・スタジアムで行われ、グアルディオラ監督はハーランドやデ・ブライネ、ベルナルドといったタレントを惜しみなく起用。負傷が報じられていたグリーリッシュはメンバーから外れ、左サイドMFはドクが担当した。

直近のプレミアリーグ4試合で3つにクリーンシートを達成していたマンチェスター・シティだが、この日はライバルに先制を許す。開始から8分、相手のGKのロングボールを起点にユナイテッドがバイタルエリアに侵入すると、マイナスのパスを受けたラッシュフォードがダイレクトでミドルシュート。強烈なシュートがバーを叩き、ゴールマウスに吸い込まれていった。

マンチェスター・シティは失点を許した後はボールを支配する時間が続く。8割のポゼッションを前半に記録するも、なかなかゴールは生まれない。右サイドでボールを受けたフォーデンのヘディングでの折り返しにゴール前のハーランドが合わせたがシュートは惜しくもバーの上を越えていった。

1点ビハインドでハーフタイムを迎えたシティは、メンバーを入れ替えずに後半に挑む。すると56分だった。右サイドでロドリのパスを受けたフォーデンがカットインから強烈なミドルシュート。鋭い弾道がファーサイドネットに突き刺さり、シティが待望のゴールを手にする。

シティの若きスターは再び輝きを放つ。左サイドにポジションを移したフォーデンは、途中出場のアルバレスとワンツーを開始。ペナルティーエリア内に侵入し、正確なシュートをファーサイドに流し込んだ。

試合終盤にはハーランドもゴールを決め、永遠のライバル相手に2-1と勝利したマンチェスター・シティ。プレミアリーグ連覇に向けて勝ち点差1で首位リヴァプールを追う。