「落ち着き、自信を持って」。BVBは次節にウニオン・ベルリンと対戦
BVBとウニオン・ベルリンの直近2回の対戦は、どちらもホームで行われました。昨シーズンの後半に行われた試合は2-1で勝利し、今シーズンの対戦では4-2の勝利を挙げています。今回はベルリンでの対戦となりますが、アウェイでは直近4試合で1勝のみにとどまっています。
ホームチームは2023年11月にウルス・フィッシャー前監督に代えてナード・ビェリツァ氏を新たな監督に起用。監督交代以降はブンデスリーガで11試合を戦い、5勝3分け3敗の成績を残しています。現在の順位は14位です。
負傷を抱えていたニクラス・ジューレ、マッツ・フンメルスは今週のすべてのトレーニングに参加しており、出場できる見込みです。守護神のグレゴール・コーベルは離脱を強いられており、引き続きウニオン戦でのプレーは難しいようです。エディン・テルジッチ監督は「来週のブレーメン戦では起用できる想定をしている」と明かしました。
フェリックス・ヌメチャは数カ月に渡る負傷離脱から、今週水曜日にトレーニングに復帰しました。今後、試合出場に向けてコンディションを上げていくことになります。セバスティアン・ハラーもリハビリのプロセスを完了しましたが、ウニオン戦はメンバーから外れることになります。ドニエル・マレンも警告の累積によりベルリンへの遠征に帯同しません。テルジッチ監督はマレンについて「彼がここまでに決めているゴールの数を考えれば、メンバーにいてほしかった選手。彼の状態はとてもいい」と語り、カリム・アデイェミ、ジェイミー・バイノー=ギテンス、ジュリアン・デュランビルがウイングのポジションに入るだろうとしました。
マレンは直近4試合で4ゴールを決めており、先週のホッフェンハイム戦でもゴールを決めました。この試合はホームで2-3の負けとなりましたが、2024年の8試合で最初の黒星でした。その直前の2試合はヴォルフスブルク、PSVと対戦しいずれも1-1の引き分けに終わっています。
「ヴォルフスブルク戦、PSV戦、ホッフェンハイム戦には満足していない。ホッフェンハイム戦では逆転に成功したが、そこからギアを下げてしまった。こういったことはなくさないといけない。ここから流れを生み出したい。チーム内では議論はしているし、今週はより良い姿を見せたい」と語ったテルジッチ監督。続けて「ここから勝利をつかんでいくためにも、クリアなマインドで試合に入っていく。分析したことを頭に入れ、トレーニングしてきたことを活かし、自分たちのやるべきことを落ち着き、自信を持って実行していきたい」と意気込みました。
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