【JMCシリーズ 大阪マラソン】優勝 平林清澄コメント:目標はロサンゼルス五輪代表/初マラソン日本最高記録・日本学生記録を更新!

日本陸上競技連盟
チーム・協会

【アフロスポーツ】

2024年2月25日(日)大阪府大阪市にて「ジャパンマラソンチャンピオンシップ(JMC)シリーズ」 GS「大阪マラソン2024」がMGCファイナルチャレンジとして開催されました。
初マラソン日本最高記録、マラソン日本学生記録を更新して優勝した平林清澄(國學院大学)のコメントをお届けいたします。

平林清澄(國學院大学)コメント

2時間6分18秒 優勝(日本学生記録更新)

【アフロスポーツ】

(初マラソンは)楽しかったですが、35kmを過ぎてからは、1km、1kmが長く感じました。いい練習ができていたので、やってきたことをしっかり出そうという気持ちで臨みました。気負うこともなくスタートラインに立てました。
どこで仕掛けようとかは考えていなく、(ペースメーカーの)2分58秒について行って、流れにあわせて走ろうと思っていました。初マラソンなので、自分で(レースを)動かそうとは思っていなかったのですが、(32kmからの)アップダウンは勝負所だと思っていました。

タイムについては、学生新記録(2時間7分47秒)は狙っていたので、2分58秒のペースで押していけば、後半(ペースが)落ちても学生記録はいけるかな、と思っていました。大学生で本格的にマラソンに挑戦する以上は、しっかりとタイムを出したいと思っていたので、そこは良かったです。ただ、タイムよりも勝負だと思っていたので、勝負に徹したなかでタイムもついてきたことが、率直にうれしいです。
(32kmの)上りで仕掛けたとき、小山(直城)さんを抜いたので、後ろにいるのは小山さんだと思って走っていましたが、(スティーブン)キッサ選手でした。キッサ選手がペースを上げていたので、前に出て欲しかったのですが、出てくれなかったので、もうこれは自分のペースで行こうと思いました。

自分が得意な土俵は長い距離なので、(初マラソンは)楽しみでした。未知の領域を知るのは楽しみなので、そこに対する不安はありませんでした。大学2年の夏頃から40km走も取り入れていたので、距離に対する不安も払拭していました。大学に入ってすぐは箱根駅伝が大きな目標でしたが、自分はトラックよりもマラソンで勝負したいという思いが強くなっていました。前田(康弘、國學院大監督)さんともマラソンで勝負したいという話しをしていました。前田さんは「國學院大からマラソンで世界と戦えるランナーを出したい」と仰っていて、自分がその先駆けだと思って、マラソンにチャレンジしました。
(今後は)ロサンゼルス五輪(28年)でマラソン日本代表を狙いたいです。まだまだ先ですが、そこに向けてやれることをやって強くなりたいです。東京世界選手権も狙えるのであれば、チャレンジしたいと思います。

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