「スポーツPRアワード」審査員に大阪体育大学・原田学長ら  日本バスケットボール協会の「高校バスケ年間PR強化策」などを選出

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「スポーツPRアワード」審査員に大阪体育大学・原田学長ら  日本バスケットボール協会の「高校バスケ年間PR強化策」などを選出

 「スポーツPRアワード2023」の受賞団体が2月21日、主催者から発表された。この賞は、スポーツ総合サイトのスポーツナビが主催し、スポーツ団体の広報・PR・情報発信に焦点を当てて表彰するもので、大阪体育大学の原田宗彦学長(スポーツマネジメント)ら4人が審査委員を務めた。
 原田学長は各賞のうち、「パートナーリレーション賞」の選考を担当し、公益財団法人日本バスケットボール協会の「パートナー様との高校バスケ年間PR強化」を選んだ。
 同協会は「U18推進セクション」という専門部署を立ち上げ、PR/事業観点と競技観点を両立させた冠パートナーとの大会設計を推進。女子の京都精華学園高校の「高校三冠」獲得のアピールなど、年間を通じて高校バスケットボールの話題量の増加を目指した。
 日本スポーツツーリズム推進機構会長などを務める原田学長は「元々、NFと呼ばれる国内競技団体はPR・マーケティングは下手で広告代理店への丸投げが目立っていた。Bリーグが成功して地域のプロチームでPRに長けた人材が育ち、NFに移籍したことで、様々なメディア露出策に取り組み、苦手だったスポンサーへのメリット還元も積極的に行った」と評価。この結果、「マーケティングを通した協会と企業のサステナブルな関係の構築が進み、協会が内向きの内部指向からマーケティングが得意な外部指向に転換した。この流れが他のNFに広がれば、スポーツ産業全体の発展に寄与することになる」と解説した。

 審査員は、原田学長のほか、一般社団法人日本トップリーグ連携機構会長・川淵三郎さん、スポーツコメンテーター・シドニー五輪競泳銅メダリストの田中雅美さん、note株式会社noteプロデューサー・ブロガーの徳力基彦さんが務めた。
 受賞団体は以下の通り。
<DX賞>オムロンピンディーズ「メタバースでハンドボール観戦」<パートナーリレーション賞>公益財団法人日本バスケットボール協会「パートナー様との高校バスケ年間PR強化」<ユナイテッド賞>久光スプリングス「さいこう記録へみんなでトス」<ソーシャルグッド賞> モンデディオ山形「モンテディオ山形U-23マーケティング部」<スポーツナビ賞>公益財団法人全日本スキー連盟・「Winter sportsにスポットライトを!」

原田宗彦学長 【大阪体育大学】

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