【世界水泳】本多灯が日本男子史上初の快挙!!
200mバタフライで日本人男子選手がオリンピック、世界選手権を通じ金メダルを獲得するのは史上初の快挙。また、今大会競泳の金メダル第1号となった。
男子200㍍バタフライで優勝し、ガッツポーズする本多灯 【共同通信社】
迎えた決勝、第5レーンの本多は、最初の50mでイタリアのA・ラッツェッティに続き0秒23差で追う展開に。ここからA・ラッツェッティに並ぶと、100mを53秒90の1位で通過。しかしA・ラッツェッティも本多に離されることなく、150mのターンは同時(1分23秒50)、残り50mでレースは二人の一騎打ちとなる。
25mまでは両者互角だったが、そこから本多が徐々にリードしていき1分53秒88で先着。最後はA・ラッツェッティに0秒77差をつけ、一騎打ちを制した。記録を確認した本多は最後まで競り合ったA・ラッツェッティと手を合わせ互いを称え合った。
足首のけがを感じさせない力泳を見せた本多は世界水泳初優勝、200mバタフライで日本人男子選手が、世界水泳・オリンピックで金メダルを獲得するのは史上初の快挙となった。
レース後はお決まりの笑顔でガッツポーズを見せ、インタビューでは「本当にうれしい。足首をけがしていて、それに意識がいってしまっていたので、決勝ではレースを泳ぎ切ることをイメージして、準決勝での課題を集中して修正出来るよう決勝に臨んだ。」と話した。
今大会では他に16日の100mバタフライ予選と、18日の400m個人メドレーに出場予定となっている。
男子200㍍バタフライ決勝 力泳する本多灯。 【共同通信社】
男子200㍍バタフライ決勝 力泳後ガッツポーツを掲げる。 【共同通信社】
男子200㍍バタフライで金メダルを獲得した本多灯(中央) 【共同通信社】
男子200㍍バタフライで金メダルを獲得し、ガッツポーズする本多灯 【共同通信社】
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