岡山リベッツ延長負け 勝点1を獲得し3位浮上

岡山リベッツ
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今シーズン初出場の小野寺翔平 【岡山リベッツ】

 岡山リベッツは2月4日にカルッツかわさきにて木下マイスター東京とのアウェイ戦に挑み、延長の末敗退しましたが勝ち点1を獲得し順位は3位に浮上しました。

 プレーオフを目指し熾烈な3位争いをしている岡山リベッツはどうしても勝利したいところですが、対する木下マイスター東京も1位を確かなものにしてプレーオフファイナルで少しでも有利にするため両チームとも負けられない一戦となりました。

 第1マッチのダブルスは岡山は最高勝率の丹羽孝希、ヤンアンペアを擁するものの、東京は戸上隼輔、篠塚大登の日本代表ペア。岡山ペアはタイミングやコースを工夫するものの東京ペアの勢いに押されてしまい0-2敗退。

 第2マッチはハオシュアイ vs 松島輝空。現在ハオシュアイは5連敗中で、前回の直接対戦では敗退している苦しい状況。第1ゲームは悪い流れのまま落としたものの、第2ゲーム以降は粘りのプレーを見せ逆転勝利し1-1のタイに戻しました。ハオは調子を取り戻すためハードな練習とラケットを変更したことが功を奏しました。

 第3マッチは今シーズン初出場の小野寺翔平が東京のリンユンジュに挑む。2024年2月現在の世界ランキングが8位のリンユンジュ対して小野寺は思い切った攻撃を何度も見せるものの、リンの打点の速い攻撃に敗退。

 第4マッチは岡山のヤンアンが1月の全日本選手権で準優勝の戸上隼輔との対戦。両者は今シーズンすでに2度対戦しており、すべて戸上選手が勝利。元中国代表として3連敗するわけにはいかないヤンアンはカウンター攻撃と巧みなレシーブでリードし、最後は接戦を制して勝利。

 2-2になったため1ゲーム勝負の延長ビクトリーマッチは岡山はハオシュアイ、東京はリンユンジュが登場。行き詰まる試合展開は終盤までハオシュアイがリードしていたものの最後にリンが粘りのプレーを見せて逆転勝利。岡山としては惜しい試合を落とすことになりました。

 残念ながら延長負けを喫したものの勝ち点1を積み上げて3位に浮上。3位争いの静岡ジェードとは勝ち点は同じものの得失マッチ数でリード、残り試合も静岡2に対して岡山は1戦多い3となっておりわずかに有利な状況です。一方東京は貴重な勝ち点3を獲得して首位固めを進める結果となりました。

 岡山リベッツの次戦は2月12日に奥州市総合体育館でT.T彩たまとのアウェイ戦に挑みます。
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著者プロフィール

岡山リベッツは2018年のTリーグ開幕とともに誕生した岡山のプロ卓球チームで、「岡山に世界一のプロスポーツチームを誕生させる」ことを理念として掲げています。

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