【JMCシリーズ 別大マラソン】日本人1位下田裕太コメント:東京世界陸上を目指した収穫あるレースでランニング8位にランクイン!

日本陸上競技連盟
チーム・協会

【毎日新聞社】

2024年2月4日(日)大分県大分市にて「ジャパンマラソンチャンピオンシップ(JMC)シリーズ」 G1「第72回別府大分毎日マラソン大会」が開催されました。
日本人1位に輝いた下田裕太(GMOインターネットグループ)のコメントをお届けいたします。

下田裕太(GMOインターネットグループ)コメント

2時間8分24秒 2位(日本人1位)

【毎日新聞社】

(MGCファイナルチャレンジの)大阪マラソンや東京マラソンに出場する選択肢もあったと思いますが、自分の力を試す意味での勝負がしたかったので、別大への出場を決めました。その中で、自分の思い描くレースになったことは、とてもうれしく思います。
30kmまでもう少し速いペースで行って、競り合うことで記録を出せたら良かったのですが、持ちタイムの良い海外招待選手もいたなかで、全体的に消極的なレースになったと思います。そのなかで(30km過ぎに)自分が行くしかないと思い、積極的に展開してこの(2時間8分24秒という)タイムだったことは、ボチボチかなと思います。中盤にペースダウンしてしまい、そこで速い展開になっていれば、もう少し(記録も)良かったかなという感覚もありますが、レース展開を含め、今回は満足しています。次のレースで記録につなげたいと思います。
(30km付近で)岸本(大紀、GMOインターネットグループ)には「一緒に頑張ろう」と声をかけました。(青学大の後輩になる)岸本や(倉本)玄太と一緒に30km付近までいい状態で走れたことをうれしく思っていました。
(37km手前で仕掛けたのは)早めに仕掛けて、少しでもタイムを上げたいという思いでした。そこで仕掛けようと思っていたわけではないですが、あそこですっと前に出ることができたので、感覚的に前に出ました。しかし、ワークナー・デレセ(ひらまつ病院)選手の方に余裕があり、その後はついていけませんでした。
東京マラソンに出た方がタイムは良かったかもしれませんが、今回のレースはそれよりも大きなものを得られたと思っています。このレースで勝負という経験をしたことが、東京世界選手権に向けて良かったと思えるように、そして何が足りなかったのかを精査して、6分台、5分台を目指して、また1年間頑張りたいと思います。今シーズンはマラソン以外でも記録を残せていないので、まずは10000mとかハーフマラソンで(自己記録を)上げて、ベースアップする必要があると思います。マラソンを走る力はついていると思うので、ベースを上げて、タイムにつなげたいと思います。

【シリーズⅢポイントランキング】男子トップ8

2024年2月4日(日)に開催された「第72回別府大分毎日マラソン大会(男子G1)」終了時点までのランキングを公開しました!
男子ランキング1位には福岡国際マラソンで日本人1位の4位でフィニッシュした細谷恭平(黒崎播磨)、2位はMGCの一発勝負のレースを制し、パリ2024オリンピックマラソン日本代表に内定した小山直城(Honda)、3位にMGC3位で日本歴代2位の記録を持つ大迫傑(Nike)が続きます。
別大マラソン 日本人1位の下田裕太(GMOインターネットグループ)が新たに8位にランクインしました。

【JAAF】

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