プレミアリーグ第23節、首位リヴァプールを僅差の2位で追うマンチェスター・シティはアウェイでブレントフォードと対戦した。試合前の記者会見では離脱選手が全て回復し、全員のコンディションが万全であることをグアルディオラ監督が明言。デ・ブライネを始め、前節2か月ぶりにピッチに戻ってきたハーランドがこの日は先発で出場した。


スコアを動かしたのはホームチームだった。ブレントフォードのゴールキックがそのまま裏に流れてしまい、駆けつけたニール・モペイにGKとの1対1を決められ0-1。シティは思わぬミスでゴールを許してしまう。

1点を追いかけるチームだったが、ハーフタイム直前に同点に成功。ペナルティーエリアで相手のクリアボールを拾ったフォーデンが、胸トラップからシュートをゴールに流し込んだ。

1-1で迎えた後半、チームを救ったのは再びこの男だった。53分、デ・ブライネが左サイドから絶妙なクロスをあげると、ペナルティエリア内でフリーになったフォーデンがヘディングシュート。相手GKにはノーチャンスのシュートが無情にもゴールネットを揺らす。

フォーデンは70分にも、ハーランドのくさびを受け取り、細かいタッチから利き足の左でシュート。ハットトリックを達成する大車輪の活躍でチームを大きく勝利へと導いた。

先制を許しながらも3-1と快勝したマンチェスター・シティ。昨季は敗れていた相手にリベンジを果たしている。