ソシエダvsラージョ スビメンディの柔軟性
スタメン
よって直近の試合から継続して5バックを起用。
ラージョ守備
右サイドのイシが前に出て、カメージョと2トップになり、ソシエダの3CBをマーク。
イシはパチェコをマークし、カメージョはスヴェルディア。
カメージョがスヴェルディアを消しながらルノルマンにプレスに行き、
イシが前に出た分は、右SBバリウが縦スライド。
左サイドのチャバリアはソシエダ右WBアランブルをマーク。
ソシエダの3枚のMFに対してはラージョもそのまま3枚でマーク。
ソシエダの2トップに対してはラージョCB+左SBエスピーノで数的優位を作る。
後ろで数的優位を作るために、前線は2枚でマークして、それ以外はマンツーマンで守備をする。
これが結構ハマって、ラージョはどんどん前からプレスしていくチームで、ソシエダが3バックで来るだろうとスカウティングして、それ用にしっかり守備を落とし込んできた。
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ソシエダ守備
サディク、アンドレ・シウヴァが2CBにプレス。
中盤では同数なので、そのままマーク。
ラージョの両SBにボールが出たら、ソシエダIHがプレスもしくはWBが縦スライドで潰しに行く。
ソシエダの前からのプレスもハマっていて、お互いビルドアップでは上手くいかない事がほとんどだった。
それもあってラージョは、シンプルに前線に蹴り込んでセカンドを回収する戦術を途中から多用していた。
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途中出場のブライス・メンデス
それでも途中で故障したザハリャンに変わって投入されたブライス・メンデスがボールに関わる(特にスビメンディと近い位置でプレーする)とソシエダもチャンスに繋がっていた。
ブライス・メンデスがすごいなと思ったのは、マンツーマンで常にマークされてる状況でも、ボールを貰う前の動きで相手を剥がしてボールを受けられること。
動きはシンプルなんだけど、味方がパスを出せるタイミングでスペースに降りる。それが絶妙にうまい。
ボールを持てば違いを作れる選手なので、ボールを貰えればそこからチャンスを演出。
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スビメンディCB化
よって真ん中のCBはフリーでボールを持てる事から、イマノル監督は右CBスヴェルディアを代えて中盤のゴンサレスを投入。
ゴンサレスをスビメンディの位置に入れて、スビメンディをCBに落とした。
運ぶドリブルと正確なパスが出せるスビメンディをCB化したことで、ラージョは前半のようなプレスが掛からず、前進され、押し込まれる展開となり、ソシエダはそこから得点するチャンスが作れていた。
単純にCBとしてプレーさせても守備面で穴が無いし、だからこそ出来る戦術でもある。
柔軟に幅広くプレー出来るスビメンディはさすがですね。
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まとめ
また久保、バレネチアがいないとフィニッシュの部分まで持っていけないソシエダで、それだけ重要な選手なんだと改めて実感した。
サディクとアンドレ・シウヴァを並べてたので、シンプルに前線に蹴り込んでも良かったのかなと個人的に思った。
この2トップはどのチームでも嫌がると思うので。
イマノル監督は一刻も早く久保に帰ってきてほしいだろうなって試合だった。
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