第一生命 D.LEAGUE 23-24 ROUND.7!Valuence INFINITIESがサイファーラウンド優勝!RAISERZが3位に躍進!MVDはKILLA TWIGGZに!
FULLCAST RAISERZ 【D.LEAGUE】
1st CYPHER「SOLO#1」:Valuence INFINITIES / TSUKKI(54pt)
2nd CYPHER「DUO」:KOSÉ 8ROCKS / Taich&YU-KI、LIFULL ALT-RHYTHM / CHIHIRO&RYO-TA(51pt 同率1位)
3rd CYPHER「SOLO#2」:FULLCAST RAISERZ / KILLA TWIGGZ(51pt)
4th CYPHER「TRIO」:Valuence INFINITIES / NAOKI&RYOGA&MAKO(53pt)
5th CYPHER「SOLO#3」:SEGA SUMMY LUX / CanDoo(56pt)
また、トータルポイントの順位に応じてCSPが与えられたチームは以下。
1位:Valuence INFINITIES(251pt)
2位:SEGA SAMMY LUX(248pt)
3位:CyberAgent Legit(242pt)
3位:KOSÉ 8ROCKS(242pt)
5位:FULLCAST RAISERZ(239pt)
6位:DYM MESSENGERS(236pt)
7位:KADOKAWA DREAMS(224pt)
7位:LIFULL ALT-RHYTHM(224pt)
サイファーを進化のチャンスにすること。
サイファーラウンドは、各マッチごとに得点がつけられ勝者が決まり、総合得点の順位に応じたCSPが与えられる。
コレオやシンクロが強いチームと即興や個性が強いチーム、このラウンドではその評価がまさに「ひっくり返る」ため誰も結末を予想できない。
1st CYPHERではブレイキンが5名、しかも日本を代表するパワームーバーが多く並んでいた。「ここで勝たないと、2位をとっても意味がない」という強い気持ちで臨んだというTSUKKIは、スキルフルなパワームーブを見せ勝利を手にした。
パフォーマンス中のTSUKKIは、ハウスを取り入れたステップでのエントリー、エアートラックスから1990、エアー、2000、ウィンドミル、トーマス、エルボースピン、エルボエアーと、書き出せないほどの高難易度の大技小技を流暢につなげていく。低速エアートラックスでのリズム取り、KAKUの得意とする変速ヘッドスピンを盛り込み、アローバックまでノーミスで踊り切ったムーブは何度見ても芸術的だ。それを見て喜んだKAKUが後ろで3段フリーズに合わせを入れているのも印象的であった。
Valuence INFINITIES 【D.LEAGUE】
加えて2nd CYPHER「DUO」ではSPダンサーを加えて、新たなスタイルに挑戦したチームも現れた。SPダンサーとのコラボという結果だけでなく、練習期間を経てのパワーアップという点にも注目したい。
MONOLIZはSPダンサーにZabuを迎え、ニュースタイルハッスルやサルサを取り入れた新しいジャンルに挑戦。ここにきて新たなフレーバーを取り入れ披露し、次回以降のラウンドに対しての伏線となる期待も埋め込んできた。。
Benefit one MONOLIZ 【D.LEAGUE】
CyberAgent Legit 【D.LEAGUE】
LIFULL ALT-RHYTHM 【D.LEAGUE】
期待に応え、期待を裏切り、ひっくり返す
一方で13チーム13分の長丁場となり、山場の作り方によっては、オーディエンスが退屈や疲労を感じてしまうリスクもある。
試合後のインタビューで「長丁場、どうしたら退屈せずにお客さんに楽しんでもらえるかを考え抜いた」とMAKOが語った通り、爆発的に会場を沸かせたのは4th CYPHER「TRIO」でのValuence INFINITIESだ。
昨シーズンのTRIOでもINFINITIESは勝利しており、最後にMAKOを抱き抱えて終わるという斬新なパフォーマンスで会場を沸かせた。そして今シーズンはMAKO以外のメンバーを入れ替え若手のRYOGAとNAOKIを起用した。MAKOを二人が抱き抱え、昨シーズンのコンセプトを匂わせながらの入場に会場の期待値は高まる。
パフォーマンスでは、MAKOが二人へ飛び込み昨シーズン同様にキャッチされるかと思いきや盛大なドロップ。そしてそれぞれの強烈なキャラクターを活かしたルーティーン、ソロではエアーから滑らかにコンビネーションに繋ぎ、疾走感のあるダンスをキープ。最後は3人で足を掴んでドロップダウンするという技を見せ会場を大いに沸かせ続け、見事2年連続のTRIOでの勝利を手にした。
Valuence INFINITIES 【D.LEAGUE】
ラウンド最高得点56pt、CanDooの運すらも引き寄せる力。
3rd CYPHERのKILLA TWIGGZとYOUTEE、5th CYPHERのAITOなど、バトルスイッチを入れることで普段と違う性格が現れ、ステージ全体の熱が一段上がっているのに気づいただろうか。そしてそのアティチュードに対し、握手をしてバトルを始めたピースフルなアティチュードの地獄が拍手を送
KOSÉ 8ROCKS 【D.LEAGUE】
特に5th CYPHERでは圧倒的なスキルや実績を持つダンサーが並び、様々な部分でそうしたアティチュードが見られた。
AITOがステージ上のダンサーに殴りかかり、JUMPEIの首に切りつけ、KTRの顔を隠したパフォーマンスをオマージュし、挑発を続ける。次に続くYukicheruが手で追い払いながら登場することで、登場から輝きが増幅されたように感じた。そうして視線に関するジェスチャーでenaをステージに引き込むことにより、その輝きはリレーしていく。
Benefit one MONOLIZ 【D.LEAGUE】
SEGA SUMMY LUX 【D.LEAGUE】
後半戦が始まり、サイファーラウンドで見せたスキルや進化がショーにどう活かされていくのか、楽しみに待っていて欲しい。
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