RCDマジョルカは16日に行われたコパ・デル・レイの試合でテネリフェと対戦し、延長戦の末に1-0の勝利を収めて準々決勝進出を果たした。

コパ・デル・レイではここまでボイロ（4-0）、バジェ・デ・エグエス（3-0）、ブルゴス（3-0）をいずれも快勝で下して順調に勝ち上がってきたマジョルカ。16強はブルゴス戦に続いてセグンダ勢とのアウェイゲームとなる。

アブドン・プラッツなどがテネリフェのゴールに迫る場面もあったが全体的にチャンスは少なく、両チーム無得点のまま前後半90分間を終了。延長戦に入ってマジョルカは優勢に試合を進めながらも、アブドンやジョバンニ・ゴンサレスの決定的なシュートなどがGKトメウ・ナダルの好セーブに阻まれてゴールを割ることができない。

そのままPK戦への突入が濃厚かと思われた120分、ついに均衡を破ることに成功した。ゴール前へ放り込んだボールを一旦は跳ね返されたが、エリア右に浮いたボールをゴンサレスが頭で折り返し、サイル・ラインがワントラップから倒れ込みながら放った右足シュートでゴールネットを揺らした。

現地時間22時キックオフの試合は深夜0時を大きく過ぎて劇的な形で決着。マジョルカは2011/12シーズン以来12年ぶりの国王杯準々決勝進出となった。準々決勝の組み合わせ抽選は19日金曜日に行われる。