アストン・ヴィラは2024年最初のプレミアリーグでエバートンと引き分けた。アレックス・モレノが前半にハーフボレーでネットを揺らしたが、VARによってオフサイドの判定。両チームのGKの健闘もあり、ゴールが生まれることなく試合を終えている。

試合は慎重なスタートで始まった。エースのワトキンスがタイトな角度からGKピックフォードを脅かすシュートを放ち、徐々にゴールに近づくアストン・ヴィラ。

22分には、バイタルエリアで浮き玉のパスを受けたモレノが胸トラップから素早くボレーシュートを放ち、見事にネットを揺らす。しかしその前のプレーでオフサイドがあったとされ、VARのチェック後にゴールは取り消された。

試合の統計では、30％のボールポゼッションを記録したエヴァートンに対し、ヴィラは70％。攻勢を続けるチームは、ベイリーがペナルティーエリア内でシュートを放つも、イングランド代表GKのナイスセーブでゴールをこじ開けることができない。一方のアルゼンチン代表GKマルティネスも、相手のエース、キャルバート＝ルーウィンの1対1を足でセーブすると、こぼれ球を拾ったジェームズ・ガーナーの低いシュートも連続セーブ。ヴィラを失点から救う。

激しい試合は後半にも続き、ホームのエヴァートンが徐々に影響を与え始める。しかし、彼らが攻める一方で、ヴィラはボックスの端からマッギンがポストをわずかに外れるシュート。途中出場のティーレマンスとデュランやキャッシュもピッチに加わり、試合にフレッシュさが垣間見えるがゴールは生まれない。試合終盤には相手にゴールネットを揺らされるが、これはオフサイド。0-0で試合を終えている。

勝ち点1を獲得したアストン・ヴィラ。プレミアリーグ首位リヴァプールと勝ち点2差の3位と、好調を維持している。