【サーフィン】WSL世界ジュニアはジョシュ・カーの娘シエラが制す!男子は米ジェット・シリングが優勝
ファイナリスト 【WSL/Kenny Morris】
アンディ・アイアンズ、ジョエル・パーキンソン、エイドリアーノ・デ・ソウザ、ジョーディ・スミス、ガブリエル・メディナ、イーサン・ユーイングなど、そうそうたるメンバーが獲得してきた由緒あるタイトルを手に入れたのは?
シエラ・カーが2団体連続優勝の偉業を達成
シエラ・カー 【WSL/Kenny Morris】
風が吹く前のクリーンな時間帯にメンズ、ウィメンズ共にSFとファイナルが行われていた。
ウィメンズサイドはブラジル開催の『2023 ISA World Junior Surfing Championship』で優勝したばかりのシエラ・カー(AUS)がアメリカのQSリージョナルカレントリーダーでWJCにはワイルドカードで出場したゾーイ・ベネデットを倒して優勝。
16歳にしてISA、WSLと連続でジュニアタイトルを獲得する偉業を達成した。
シエラ・カー 【WSL/Kenny Morris】
ゾーイ・ベネデット 【WSL/Kenny Morris】
ファイナルではゾーイがオープニングウェーブで8.00と幸先良いスタートを切ったが、その後は完璧にシエラのペース。まだ荒削りながら、フロントサイドのレールワークで7.83に9.00を重ね、 トータル16.83の圧勝となった。
ビーチに戻った後、出迎えた父のジョシュとハグを交わしてからインタビューに答えていた。
16歳のシエラはジョシュの娘として幼少の頃からなにかと話題になっていたが、本格的に競技をスタートしたのはここ数年のこと。
2024年のCSでどれだけ彼女のサーフィンが通用するのか?
一気にCTクオリファイを果たすのか?
世界中のメディアが注目することだろう。
サンクレメンテのジェット・シリングが自国開催を制する
サンクレメンテクルーに担ぎ上げられるジェット・シリング 【WSL/Kenny Morris】
最後はサンクレメンテのジェット・シリングが強烈なバックハンドでスコアを重ね、マウイ島のジャクソン・バンチを完璧に抑えて優勝。
ファイナル直後のインタビューは嬉しさの余り、泣きながら話していた。
ジェット・シリング 【 WSL/Kenny Morris】
ジャクソン・バンチ 【WSL/Kenny Morris】
ジェット・シリングは2023年CSで結果を残し、2024年CTにコール・ハッシュマンド、クロスビー・コラピント、ケイド・マトソン、ソーヤ・リンドブラッドと4名のクオリファイを達成したサンクレメンテクルーの一人。
ジェット自身はCS15位と一歩及ばなかったが、まだ20歳でチャンスは十分にある。
優勝直後は真っ先に彼らがジェットの元に駆け寄り、喜びを分かち合っていた。
『SAMBAZON World Junior Championships』結果
1位 ジェット・シリング(USA)
2位 ジャクソン・バンチ(HAW)
3位 レヴァイ・スローソン(USA)、レオ・カサル(BRA)
5位 ヘイター・ミュラー(BRA)、ライアン・カイナロ(BRA)、ジャーヴィス・アール(AUS)、ジョエル・ヴォーン(AUS)
ウィメンズ
1位 シエラ・カー(AUS)
2位 ゾーイ・ベネデット(USA)
3位 ソル・アギレ(PER)、タリア・スウィンダル(USA)
5位 エリン・ブルックス(CAN)、ハニレ・ゴンサレス・エチャバリ(EUK)、ローラ・ラウップ(BRA)、ベラ・ケンワーシー(USA)
WSL公式サイト
http://www.worldsurfleague.com/
(空海)
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