冬を熱くする高校スポーツ!高校生は指導者にどんな印象を持っている?

笹川スポーツ財団
チーム・協会

高校スポーツをささえる指導者。普段生徒はどんな印象を持っているのか? 【写真:Adobe Stock】

年末年始は多くのスポーツ大会が開催されるなかで、高校生の全国大会も多数開催されます。3年生にとっては高校部活動の集大成。最後まで諦めないひたむきな姿には、日頃の練習の成果を悔いなく発揮してほしい、と感動する方も多いのではないでしょうか?

そんな高校生の成長のために、日頃から生徒をささえるのが指導者です。高校生は指導者にどのような印象を持っているのか?

笹川スポーツ財団では、全国の4~21歳の運動・スポーツ実施状況、運動部活動の活動状況に加え、健康認識や生活習慣の実態などを調査する、「スポーツライフに関する調査(スポーツライフ・データ)」を2年ごとに実施しています。そのなかで、運動部活動に加入する青少年(中学生から大学生、勤労者)が、普段、指導者にどのような印象を持っているのかを尋ねています。高校生は指導者に対して「親しみやすい」という印象をもっているようです。

高校生が指導者に対して持つ印象は「親しみやすい」

加入しているスポーツクラブ・運動部の指導者に対する印象 【笹川スポーツ財団「12~21歳のスポーツライフに関する調査」2021】

12~21 歳の加入しているスポーツクラブ・運動部の指導者に対する印象をみると、全体では「熱意がある」が45.4%と最も高く、次いで「親しみやすい」45.3%、「信頼できる」39.6%、「楽しい・面白い」39.1%、「専門的な知識が豊富」37.8%という結果でした。

高校期では「親しみやすい」が46.4%と最も高く、次いで「熱意がある」44.0%、「信頼できる」36.9%、「専門的な知識が豊富」36.1%となり、全体とは少し異なる結果でした。30%を超えたものには、「楽しい・面白い」32.5%、「生徒・選手への理解がある」30.2%がありました。

生徒の心身の成長には、指導者の正しい指導、関係性が重要です。
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著者プロフィール

笹川スポーツ財団は、「スポーツ・フォー・エブリワン」を推進するスポーツ専門のシンクタンクです。スポーツに関する研究調査、データの収集・分析・発信や、国・自治体のスポーツ政策に対する提言策定を行い、「誰でも・どこでも・いつまでも」スポーツに親しむことができる社会づくりを目指しています。

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