【バドミントン/全日本総合】大会5日目 本戦準決勝 女子シングルス

チーム・協会
12月25日から始まった第77回全日本総合バドミントン選手権大会(於:武蔵野の森 総合スポーツプラザ) 大会5日目、本戦準決勝が行われた。

リオ五輪銅メダリスト、レジェンドの奥原希望(太陽ホールディングス)が世界ランキング15位と調子を上げている大堀彩(トナミ運輸)と対戦した。強いフィジカルから放たれる高い精度のショットで奥原が16本で先手。粘りを見せたい大堀は、2ゲーム目でマッチポイントを握られた場面から見事な巻き返しを見せて20本で奪い返すが、ファイナルゲームでは力及ばず13本で敗退。

両者とも初めてのベスト4の杉山薫(BIPROGY)仁平菜月(ヨネックス)が対戦した。「粘って粘ってのプレー」を心掛けた杉山に対して、「攻め方、ラリーの仕方など自分の中でまとまらず迷ってしまった」という仁平。我慢のラリーから思いっきりのよいクロススマッシュを決めるなど杉山が得点を重ね、14本、12本で制した。「昨年は総合に出場できず悔しい思いをした」という杉山が初の決勝進出を決め、明日対戦する奥原について、「ジュニア時代から日本のトップで、観客席から見ていた選手。初めての大舞台で緊張すると思うが、持っているものを出し切りたい」と意気込みを語った。

奥原希望(太陽ホールディングス) 【ⒸNipponBA2023/PHOTO:T.KITAGAWA】

<本日の試合結果>
・杉山薫(BIPROGY)2(21-14,21-12)0仁平菜月(ヨネックス)
・奥原希望(太陽ホールディングス)2(21-16,20-22,21-13)1大堀彩(トナミ運輸)

<決勝の対戦カード>
杉山薫(BIPROGY)VS奥原希望(太陽ホールディングス)
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公益財団法人日本バドミントン協会は競技の普及進行をになう競技団体として活動。世界最速のスポーツであるバドミントンの持つ魅力を多くの方に知っていただきファンになってもらえるよう、世界で活躍する日本代表『BIRDJAPAN』の情報を中心にナショナルジュニアの活動や国内競技会などの情報を皆さんにお届けしていきます。

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