【ラグビー/NTTリーグワン】ノエスタで実現する夢の競演。 NZ代表が集結、連勝同士の戦いは激戦必至<コベルコ神戸スティーラーズ>

【©ジャパンラグビーリーグワン】

コベルコ神戸スティーラーズ(以下、神戸S)は今節、ノエビアスタジアム神戸に東芝ブレイブルーパス東京(以下、BL東京)を迎える。ともに開幕連勝で迎える激闘必至の好カードだが、神戸Sに3連勝を譲る気はない。

3季ぶりに神戸Sに復帰したニュージーランド代表、ブロディ・レタリックはいまの思いを口にしている。

「ニュージーランドの選手と試合をすることはとても楽しみです。BL東京はチームとしてもいますごく良い戦いをしていますし、いい試合になるんじゃないかなと思っています」

今秋開催されたラグビーワールドカップ2023フランス大会。ニュージーランド代表で圧巻のパフォーマンスを見せたスターたちが今度はノエスタに集結する。

ワールドラグビーが選出する今年の世界最優秀選手に選ばれたアーディ・サベア、それにブロディ・レタリックが加入した神戸S。BL東京にもリッチー・モウンガとシャノン・フリゼルの二人のニュージーランド代表が新加入。神戸Sの“弾丸ランナー”ことナニ・ラウマペ、BL東京のセタ・タマニバルらも含め、ラグビー王国の頂上決戦のようなマッチアップだ。

ただ、キャプテンを務めるブロディ・レタリックは冷静にこの試合を見据える。「あまり(試合をする)場所は関係ないと思っています。ニュージーランドでプレーをしようが、自分のチームメートと一緒に戦って、相手を倒した上で、試合のあとに会話をすることがいつも楽しみです。それはどこにいても変わらない」。歴戦のロックはあくまで目の前の試合に照準を合わせ、自身の力を発揮する準備に集中する。

実力者がしのぎを削る夢の競演、そのキックオフは12月24日午後3時――。

「勝ってクリスマスを楽しむのが一番いい。勝つことで開幕3連勝という形にもしたいですし、勝った上で年末年始のオフを迎えたいと思います。ファンの方々も僕らが勝つことで、いいクリスマス、年末年始を過ごしていただけたらなと思います」

ブロディ・レタリックの誓いは神戸Sの総意。赤の戦闘服に身を包む神戸Sフィフティーンは、さながら幸せをもたらすサンタクロースか。ホストチームはアグレッシブにビッグマッチを制し、ファンに最高の贈り物を届けてみせる。

(小野慶太)
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著者プロフィール

ジャパンラグビー リーグワンは、「あなたの街から、世界最高をつくろう」をビジョンに掲げ、前身であるジャパンラグビー トップリーグを受け継ぐ形で、2022年1月に開幕した日本国内最高峰のラグビー大会です。ラグビーワールドカップ2023を控え、セカンドシーズンとなるリーグワン全23チームの熱戦をご期待ください。

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