【箱根駅伝トリビア】もはや名物!○○○大作戦。いつから始まった?

笹川スポーツ財団
チーム・協会

目標順位を掲げる青学大・原晋監督=2023年12月11日、恵比寿ガーデンプレイス 【写真:日刊スポーツ/アフロ】

2024年1月2日・3日。お正月の風物詩となった箱根駅伝が、遂に「100回」を迎えます。これまでに多くの選手が世界に飛び立ちました。しかし、長年根元から「ささえた」方々が存在したからこそ、100回を数えるのです。箱根駅伝の”裏側”を辿り、100回の歴史を【箱根駅伝トリビア】として振り返ります。

箱根駅伝名物!○○○大作戦

2004年に青山学院大学の監督に就任した原晋監督。チームを立て直し、2009年・第85回大会で33年ぶりの出場に導きました。現在までの活躍は皆さまご存知の通り。メディアにも数多く出演し、ユニークで切れ味鋭い発言は注目を集め、大学駅伝改革に邁進する原監督は、100回を数える箱根駅伝において唯一無二の存在感を示す監督と言えるかもしれません。

そんな原監督は毎年、箱根駅伝に向けて「○○○大作戦」と名づけたチームのスローガンを発表し注目を集めています。世相を反映させて世の中の関心を喚起し、選手たちの奮起を促す独特のイメージ戦略、プロモーション戦略として知られる原監督の真骨頂。楽しみにしているファンも多いのではないでしょうか?

2024年・第100回大会は「負けてたまるか大作戦」と命名!「打倒・駒澤大学」に向けてどのような戦略で挑むのか、期待されます。

実は原監督、2013年からこの大作戦を行っていました。初の作戦は「マジンガーZ大作戦」。ちなみに、初優勝した2015年・第91回大会は「ワクワク大作戦」。チーム一丸、手応えがあったからこそ楽しく、ワクワクしていたのかもしれませんね。

青山学院大学・原監督による大作戦
・2024年第100回「負けてたまるか大作戦」(?位)
・2023年第99回「ピース大作戦」(3位)
・2022年第98回「パワフル大作戦」(優勝)
・2021年第97回「絆大作戦」(4位)
・2020年第96回「やっぱり大作戦」(優勝)
・2019年第95回「ゴーゴー大作戦」(2位)
・2018年第94回「ハーモニー大作戦」(優勝)
・2017年第93回「サンキュー大作戦」(優勝)
・2016年第92回「ハッピー大作戦」(優勝)
・2015年第91回「ワクワク大作戦」(優勝)
・2014年第90回「S作戦」(5位)
・2013年第89回「マジンガーZ大作戦」(8位)

懐かしい(?)大作戦もあるのではないでしょうか?記念の100回大会は「負けてたまるか大作戦」。どうなるか…!
  • 前へ
  • 1
  • 次へ

1/1ページ

著者プロフィール

笹川スポーツ財団は、「スポーツ・フォー・エブリワン」を推進するスポーツ専門のシンクタンクです。スポーツに関する研究調査、データの収集・分析・発信や、国・自治体のスポーツ政策に対する提言策定を行い、「誰でも・どこでも・いつまでも」スポーツに親しむことができる社会づくりを目指しています。

新着記事

編集部ピックアップ

おすすめ記事(Doスポーツ)

記事一覧

新着コラム

コラム一覧

日本オリンピック委員会公式サイト

JOC公式アカウント