【関学サッカー部】明大に3-5で敗れ、インカレ2回戦敗退

関西学院大学 KGスポーツ
チーム・協会
2023年12月10日(日)
2023年度第72回全日本学生サッカー選手権大会
【2回戦】
対明大
於・神奈川県立保土ヶ谷公園サッカー場
スコア:3-5

相手応援団に挨拶する選手たち 【関学スポーツ編集部】

 冬でも「日本一」を叶えることはできなかった。インカレ2回戦の相手は、公式戦4年ぶりの対戦となる明大。前回対戦時、3-7で敗れた雪辱を果たすべく、試合に臨んだ。中盤の大黒柱・MF美藤(社4=J1G大阪内定)を負傷で欠く中、序盤から相手の勢いに圧倒される。まずは開始早々、右サイドを突破されペナルティーエリア内でMF吉田有(商3)が痛恨のファール。これで与えたペナルティーキック(PK)を冷静に決められ、先制点を許した。すぐに反撃に出たかった関学だが、相手の攻撃陣は攻勢を強めていく。前半12分、クロスを頭で合わせられ追加点を献上。同14分には再びPKで失点し、早くも0-3に。さらには同34分、38分にも流れの中から得点を許して5点差まで広げられる。だが、同45+2分だった。DF村上(商3)のクロスからFW望月(商4=J3FC大阪内定)が1点を返し、前半終了。わずかに希望を残し後半を迎えた。

ドリブルで攻める倍井 【関学スポーツ編集部】

 関学はハーフタイムでFW渡邉(経4)とMF佐伯(経3)を投入。この交代が功を奏し、同18分にチャンスを迎える。MF髙木(商4)のフリーキックから望月が執念のゴール。またここで主将のDF濃野(法4=J1鹿島内定)を投入すると、多くの決定機が訪れる。同45分、クロスに飛び込んだ濃野の折り返しをMF倍井(経4=J1名古屋内定)が決めて3-5に。しかしここで試合終了のホイッスル。明大に敗れ、インカレ2回戦敗退となった。

2点目となるゴールを決めた望月 【関学スポーツ編集部】

試合後のコメント

濃野公人主将「力不足だったというのが率直な感想。1年間やってきたことが間違ってはなかったが、足りなかった。明大のハイプレスを回避できず、前半は不甲斐ないスコアで終わってしまったと思う。後半に立て直すことはできたものの、一歩及ばなかった。後輩たちには、来年こそ日本一を目指して頑張っていってほしい」

途中出場した濃野 【関学スポーツ編集部】

記事・写真:大塚 樹(関学スポーツ編集部/教育学部3年)
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著者プロフィール

―“Mastery for Service”と“Noble Stubbornness”― 競技スポーツ活動は、自分のためにあるのではなく、チームのため、大学のため、社会のために貢献することに繋がっていきます。本学ではスポーツを通して、スクールモットーである“Mastery for Service”を体現する世界市民育成を目指しています。誇り高く、粘り強く、学生がスポーツと勉学に品位をもって取り組む姿(体育会のモットーである“Noble Stubbornness”)を応援してください。

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