【ラグビー/NTTリーグワン】ラグビーワールドカップで魅せたアマト・ファカタヴァの次は、BR東京が「ブレイクスルー」を<リコーブラックラムズ東京>

【©ジャパンラグビーリーグワン】

ピーター・ヒューワット ヘッドコーチ、武井日向キャプテン体制で迎える3季目のシーズン。リコーブラックラムズ東京(以下、BR東京)の初戦は、昨季のビジターゲームで劇的勝利を収めたトヨタヴェルブリッツ(以下、トヨタV)が相手だ。

今季のスローガンは『BREAKTHROUGH(ブレイクスルー)』。選手一人ひとりが壁を突き破ろう、という意思を表す。

一足先に『BREAKTHROUGH』を果たしたのは、アマト・ファカタヴァ。ラグビーワールドカップ2023フランス大会では、日本代表のロックとして不動の地位を築いた。初戦・チリ戦でのプレー
イヤー・オブ・ザ・マッチに始まり、最終戦となったアルゼンチン戦では狭いスペースで自らボールを蹴り上げて自身のトライまでつなげた。多くのラグビーファンを沸かせた。

「あれだけの活躍に値する選手だと、僕たちチームメートは信じていました。日本を背負って、あのような大舞台でブレイクスルーしたアマトを尊敬しています」と武井。チームにとっても心強い存在であり、「自分たちのやってきたことは間違っていなかった」(武井)と自信にもなったという。

舞台はフランスから、ジャパンラグビー リーグワンへと移る。だが当のファカタヴァ本人は「インターナショナルレベルと何も変わらない。ブラックラムズのために、自分のやるべきことを全力でやり続けます」と変わらぬプレーを誓った。

またトヨタVのスクラムハーフには、武井にとって明治大学時代の1学年先輩にあたる福田健太を始めとする、ラグビーワールドカップを戦った選手たちが多くいる。

「だからこそ僕たちはトヨタVに好きなようにさせないことが大事。相手がプレッシャーを感じるぐらい、僕たちからプレッシャーを掛けたい」

チケットはすでにソールドアウト。「ビジターゲームなので、相手サポーターのほうが多いと思いますが、敵地に乗り込んで、自分たちの仕事を全うして、勝って帰ってくる。トヨタVを倒したいと思います」

シーズンインを前に「ワクワクしている」と語った武井は、「自信があります」と締めくくった。

(原田友莉子)
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著者プロフィール

ジャパンラグビー リーグワンは、「あなたの街から、世界最高をつくろう」をビジョンに掲げ、前身であるジャパンラグビー トップリーグを受け継ぐ形で、2022年1月に開幕した日本国内最高峰のラグビー大会です。ラグビーワールドカップ2023を控え、セカンドシーズンとなるリーグワン全23チームの熱戦をご期待ください。

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