【BOATRACE】「エンジン出しは諦め、ターンとスタートで勝負」と方針転換の峰竜太 芦屋G1全日本王座決定戦

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 ボートレース芦屋(福岡県芦屋町)の「G1読売新聞社杯 全日本王座決定戦 開設71周年記念」は7日、2日目を開催した。

 初日は6号艇の活躍が目立ったが、2日目は前半が5~6メートルの追い風だったこともあり、2号艇が5勝、2着3本と8回の舟券絡み。インは抜きを含む6勝のみだったが、3連単の万舟券は2Rと10Rの2本だけ。インはそこまで強くなかったものの、本命サイドでの決着が比較的多めだった。

 2日目12R「アシ夢ドリーム」も順当決着。初日の4着2本からの巻き返しを誓った峰竜太(佐賀支部38歳)【冒頭の写真】がイン逃げで圧勝。桐生順平は3コースからのまくり差しは不発だったが、外マイに切り替えて2着。寺田祥も4コースから差してすんなり3着を確保し、3連単の1-3-4は780円の2番人気。2日目唯一の3けた配当だった。

 「インならいけると思っていた」と峰竜太は勝利者インタビューでも余裕のコメントを残したが「42%のモーターだけど、そんな感じはない。今節はエンジン出しは諦めて、ターンとスタートで勝負します」ときっぱり。数字はあるが前回から下降しているモーターということもあり、珍しく早々と本体整備には見切りをつけた様子。そうなるとパワー面では優位に立てない峰が、どんな成績を残すのかに興味が集まりそう。3日目は5R6枠と10R2枠だ。

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 予選組では地元の高倉和士(福岡支部32歳)【写真上】が2コース差しとインからの抜きで連勝ゴールを飾った。前半は起こしの瞬間が良くなかったので、後半はプロペラをたたき変えたそうだ。「起こしはだいぶ良くなったが、舟の向きが悪くなったので、またやり直し。あまり良くないモーターだし、足は全体的に普通」と、連勝という結果からは考えられない厳しい表情。そんな手応えでも連勝したということは、それだけ上の舞台でも通用するほど成長したということだろう。

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 初日のドリーム戦で5着と敗れていた菊地孝平(静岡支部45歳)【写真上】が2、1着と巻き返し「ピット離れを良くしようと調整したら、足も感じ良かった。最近の中では一番いい逃げができた」と流れは上向き。

 初日ドリーム戦でワンツーを決めた茅原悠紀と瓜生正義はともに2着2本と走ってオール2連対をキープ。初日2、1着だった山口達也はさらにまくり1勝を追加して、やはりオール2連対。得点率は山口達也と茅原悠紀が並んでトップに立っている。

 なお、山田哲也は2日目の1、7Rを欠場して病気のため帰郷。濱野谷憲吾と岡崎恭裕の2人は負傷のため帰郷となっている。

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