【JMCシリーズ 福岡国際マラソン】 日本人1位 細谷恭平コメント:悔しさを胸に、パリ五輪内定を目指した思いを語る
【アフロスポーツ】
全体4位でフィニッシュ、日本人1位に輝いた 細谷恭平(黒崎播磨)のコメントをお届けいたします。
【細谷恭平(黒崎播磨)コメント】
素直に喜べない結果ではあります。最低限、最後は勝ち切りたかったですし、目標タイムにも届きませんでした。ただ、終盤に引っ張った展開で、なんとかまとめることが出来たことは、自分のなかで良かったと思っています。
30kmより前にペースメーカーが(1kmラップタイムで)3分をオーバーしていて、ペースメーカーが抜けてからは、先頭がけん制し合っているのが分かりました。海外選手が順位を狙っているなか、僕だけはタイムを出さないといけなかったので、さすがにこのままでは(2時間5分50秒を)狙うのは難しいと思い、割り切って前に出ました。例年通り、後半は風があったので、どの選手も心理的に出たくなかったと思います。
本当はそのまま逃げ切るのがセオリーかと思うのですが、ダラダラと集団を引っ張ってしまい、ペースを上げられたところで力が残っていなくて、対応できませんでした。40km過ぎに4人に絞られて、引いてしまったところが課題であり、改善点だと思います。
【アフロスポーツ】
どのようなレース展開になっても、日本代表を狙うのであれば、勝ち切ることが大事だと思いますし、最後に差し切れなかったところが今後の課題だと思います。MGCでは転倒してしまいましたが、もしあのまま走っていたら、やはり最後は勝ち切らなければいけないレースだったと思います。
まだ(五輪代表は)諦めていないですし、今日のレースは確実に、次のMGCファイナルチャレンジに繋がるものになったと思います。満足いく結果ではないですが、今の状態ではいい走りが出来たんじゃないかと思います。次に活きるレースになりました。
今後のプランについては、監督とゆっくり話して決めます。基本的にはやることは変わらず、いつも通りの練習を確実にやっていきたいと思います。
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