セレッソ大阪【J1リーグ第34節 新潟vs.C大阪】今シーズンの最終戦。トライした1年の締め括りを、勝利で終えたい
【CEREZO OSAKA】
前節の京都戦は、前半こそ相手のプレスをかいくぐることができず、思うようにボールを前に運べなかったが、阪田澪哉と奥埜博亮が投入され、システムも変えた後半は主導権を握る時間が増え、後半からトップ下に移った柴山昌也らにチャンスも訪れた。そうした中で、70分、今季J1初出場を果たした清武弘嗣と復帰戦となった為田大貴が投入されて以降の時間帯は攻撃のリズムに変化が生まれ、相手を敵陣に押し込むことに成功。終盤にかけて幾度となくCKも獲得するなど最後まで攻め続けた。ただし、現在の課題でもあるラストの質を欠き、同点、逆転には至らず、ホーム最終戦を白星で飾ることはできなかった。それでも、清武キャプテンの復帰や、久しぶりにコンビを組んだ為田と山中亮輔の左サイド、ルーキー阪田の躍動など収穫も見られたゲームとなった。今節は、そうしたポジティブな要素をいかに結果につなげることができるか。チームの総力を結集させ、有終の美を飾りたい。
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(文=小田尚史)
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