【バレー/Vリーグ・主将&監督インタビュー】ヴォレアス北海道、後藤万澄選手

チーム・協会
 10月に開幕し、熱戦を繰り広げているバレーボールのVリーグ。各チームキャプテンと監督の今シーズンの意気込みをチームごとに紹介していきます。今回はV1男子 ヴォレアス北海道編です。

後藤万澄主将

後藤万澄選手 【©JVL】

楽しみな気持ちしかない 初のV1での姿を見に来てください
 昨季は副キャプテンを務めており、キャプテンだった佐々木博秋が引退することになったので、今季のキャプテンが正式決定するまで代理を務めています。キャプテンは選手間の投票でシーズン直前に決まるため、正直なところ僕がなるかはわかりません(笑)

 小3から高3の夏まで野球、ピッチャーをやっていました。夏に引退したあとバレー部の先生に勧誘されて「春高予選に向けてちょっとやらないか」と。それが始めたきっかけです。本格的に始めたのは大学からで、トップリーグに行くことを目標としてこの世界に飛び込んだので、やっと願いがかなう、という思いです。不安は一切なく、楽しみな気持ちしかないですね。夏場は特にウエイトトレーニングに取り組んできました。固定メンバーではなく、全員で戦う必要があると思っています。初のV1参戦、他チームの胸を借りる気持ちで思いっきりぶつかりにいけたらと思います。ぜひ、ホームゲームを観戦にきてください。

エド, クライン監督

エド, クライン監督 【©JVL】

ようやく挑む夢の舞台 優先すべきは成長と適応
 昨季は大幅にメンバーが入れ替わり、不安定な状況でシーズンを迎えました。ですが試合をこなすなかで状態は上がり、最終的にV・チャレンジマッチで勝利するところまで成長できたので、満足しています。
今季は夏場にフィジカル面を強化し、そこからテクニック面、戦術面の準備を進めてきました。ただV・チャレンジマッチで勝利することがたいへんだったように、V1とV2の差は大きいと思っています。最初ということを考慮し、今季は25%の試合数で勝利できれば。「成長」や「適応」の優先順位が高いと思います。

 私が日本に来たのは下部のリーグでやるためではないですし、トップリーグを楽しみにしています。同時に、長期的に考えて、現状でこのチームに何が足りないのかを見極め、2024年からのシーズンに向けて準備していく必要があります。ファンの方々には我々が日々ベストを尽くしながら、毎週毎試合成長していくところをご理解いただければと思います。

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