【バレー/Vリーグ・主将&監督インタビュー】ジェイテクトSTINGS、本間隆太選手

チーム・協会
 10月に開幕し、熱戦を繰り広げているバレーボールのVリーグ。各チームキャプテンと監督の今シーズンの意気込みをチームごとに紹介していきます。今回はV1男子 ジェイテクトSTINGS編です。

本間隆太主将

本間隆太選手 【©JVL】

キャプテン5季目 昨季の反省を生かし一丸で頂点に
 昨季は誰が見てもすごいメンバーがそろっていたと思っていますが、体調不良やケガでそろわない期間もありましたし、個々の力が優れていても勝つことは難しく、そのおもしろさを感じることができました。もちろん勝てなかった悔いは残っていますし、組織としてのまとまりが足りなかったという反省もある一方、天皇杯のときはメンバーもそろっていて、それぞれが役割をまっとうできていたことがタイトルを獲れた理由だと分析しています。

 今季は若い選手が中心になっていくと思いますが、若い選手は経験も少なく波があるので、声をかけて支えるのが自分の役割。強く言うのは苦手なのですが、自分もキャプテンとして成長したいと思います。キャプテンは5季目。選手も大幅に変わり、新しい外国籍監督のタイミングなので、自分がやるべきだと感じて引き受けました。昨季の反省を生かして、今季は言葉のとおりチーム一丸となって、日本一になりたいです。

ゴゴール, ミハウ監督

ゴゴール, ミハウ監督 【©JVL】

日本とヨーロッパの融合を目指して
 ポーランド代表で7年間コーチを務めました。日本バレーは質が高く、ディフェンスが優れています。日本とヨーロッパのスタイルを融合させればすごいチームが作れるでしょう。

 合流して最初に伝えたのは、オープンな姿勢でいること。自分を変えていくために、自信をもって自分で考えて行動してほしいです。スローガンの「Fortune favors the brave」は「幸運は勇者に味方する」という意味で、1㎝のインアウトが勝敗を分ける競技において、ハートからプレーすれば幸運も味方してくれると思います。

 優勝したい気持ちはありますが、チームを変えていくには時間がかかりますし、すぐに実績を残すのは難しいですが、今季の目標は一戦一戦戦う姿勢を見せることです。昨季フルで出場していない選手も多く、連係面で詰める必要があります。ファイナル6進出が今季の目標の一つなので、そこに向けて取り組んでいきたいです。

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