【バレー/Vリーグ・主将&監督インタビュー】東レアローズ、峯村雄大選手

チーム・協会
 10月に開幕し、熱戦を繰り広げているバレーボールのVリーグ。各チームキャプテンと監督の今シーズンの意気込みをチームごとに紹介していきます。今回はV1男子 東レアローズ編です。

峯村雄大主将

峯村雄大選手 【©JVL】

「執念」をスローガンに熱く頂点を目指す
 昨シーズンはケガをしていて万全ではなく、練習に参加できない時期もありました。キャプテンとしてチームにどう働きかけるかという以前に、役に立てているのか、と悩むことばかりでした。今季はようやくスタートライン。まずチーム内のコミュニケーションを深めることに重点を置いてきました。

 「攻撃力を上げる」という明確な課題をクリアするために、信頼関係は不可欠。ただ話をするだけでなく、腹を割って本音を言い合う。衝突することがあっても、誰かに任せるのではなくそれぞれが「このプレーをどう思うか」と話せる環境をつくるよう努めてきたつもりです。

 目指すのは、スローガンである「執念」を体現し、リーグや天皇杯であと一歩がかなわなかった悔しさを晴らすこと。選手たちで「今ここ自分に集中」「攻撃力」「感謝の心」と掲げたテーマをクリアしてこそ優勝にたどり着く。どこからでも攻撃し、見ていておもしろい、熱くなれるチームを目指して戦います。

篠田歩監督

篠田歩監督 【©JVL】

まじめだけではない“強い”チームで優勝を手に
 今シーズンの課題は攻撃力を上げること。昨シーズン同様、セッター2人の成長が不可欠です。コンビを合わせることはもちろんですが、そのために信頼関係をつくること。相手のブロックに対してパダルだけでは勝てないと痛感したはずなので、むしろパダル頼みを払拭しなければならないと思っています。

 まじめな選手ばかりで、いいときはいいけれど、崩れたときに止める選手がいないというのも課題の1つです。その面でも、今シーズンから復帰した渡辺選手はチームを動かすことができるので、藤井(直伸/23年3月に永眠)の魂を受け継ぐことはもちろん、チームとしてどうまとまり、強くなれるかというのも大きなテーマです。

今季はファイナル6。どのチームにもチャンスはあります。2季連続で最後の最後にV・ファイナルステージへ進めない、そこで味わった悔しさを忘れず、この壁を確実に突破する。だから目標はぶれません。壁を破り、優勝目指して戦います。

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