<国内男子ゴルフ>久常涼が欧州ツアーの新人王を受賞

日本ゴルフツアー機構 (JGTO)
チーム・協会

【©DPワールドツアー】

久常涼(ひさつね・りょう)が、日本勢として、初めて欧州・DPワールドツアーの新人王「サー・ヘンリー・コットン・ルーキー・オブ・ザ・イヤー」を受賞した。
同ツアーが28日、発表した。

久常は、昨年11月の予選会を7位で突破し参戦。

デビュー戦の開幕戦で2位に入るなど、27試合に出て8度のトップ10入りを果たした。

9月の「フランスオープン」で、日本勢としては青木功と松山英樹に続く3人目の欧州初制覇を達成し、ポイントランキングは17位。
繰り下がりの最後10番手で、来季のPGAツアーのメンバーシップも獲得していた。

欧州・DPワールドツアーによると、新人賞の候補者には、PGAツアーでも活躍する人気者、トム・キムら、新鋭揃いだったそうだが、ツアー幹部6人による厳正な審査の上、選出されたという。

久常は、同ツアーのインタビューに答えて「今回、新人王を獲ることができてとても嬉しいですし、自分が獲れたことにびっくりしています。日本人として初めて獲れたこともそうですし、日本人3人目に勝てたというのは自分にとって大きな経験。来年はPGAツアーでも、頑張っていきたいです」などと喜びを語った。

新人賞の「サー・ヘンリー・コットン・ルーキー・オブ・ザ・イヤー」は1960年から制定されているようで、歴代の受賞者には、ガルシア(1999年)やイアン・ポールター(2000年)やケプカ(2014年)、ジョン・ラーム(2017年)ら。
錚々たる顔ぶれに、日本の21歳が初めて名前を連ねた。

同ツアーの最高責任者キース・ペリー氏は「リョウを祝福したい。今回、名誉ある受賞者の一人となった。ヨーロッパでも有数の名門コースでの優勝に加え、デビューシーズンで見事な安定感を見せた。世界中で素晴らしい活躍を見せてくれる可能性を秘めていることは間違いない」と祝辞を述べた。

また大会コミッティー委員長のデビッド・ハウエル氏も「今年は特に素晴らしい候補選手が揃っていたが、リョウはシーズンを通して、この賞を受賞するにふさわしい成績を残した若く才能に溢れる彼のさらなる活躍を楽しみにしている」などと評価をしているそうだ。
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