新垣、藤田、菅が首位 1差で佐藤、アン

チーム・協会

【菅楓華 Photo:Atsushi Tomura/Getty Images】

 2023年JLPGAツアー クォリファイングトーナメントファイナルステージが11月28日、静岡県袋井市・葛城ゴルフ倶楽部 宇刈コース(6,421ヤード/パー72)で第1日が行われた。首位は4アンダーの新垣比菜藤田かれん菅楓華。1打差の3アンダー、4位タイに佐藤靖子、アンシネがつけた。

 QTファイナルSで24年シーズン、第1回リランキングまでのJLPGAツアー、ステップ・アップ・ツアーの出場資格(シード選手等を除く)決定戦。例年の実績ではJLPGAツアー出場は上位30位前後がボーダーラインになっている。
(天候:晴れ時々曇り 気温:17.5℃ 風速:8.8m/s)

菅 楓華(1位タイ:-4)※24年最終プロテスト合格
 「きょうはトップの組でスタート。前半はそれほど風の影響がなかったけど、後半は少し・・・。バーディーチャンスをそれほどつくれず、ガマンを重ねてようやく-といった感じです。練習ラウンドから徹底したのは、ピンの手前から、です。おかげで下りのパッティングはなし。すべて手前からのアプローチでいいと思っていた。
 最終プロテスト合格後は結構、あわただしい。QTファーストはまた違う緊張感を体験。ただ、勢いのまま行くつもりが、なかなか思い通りにはいかなかった。今回はよけいなことを考えず、目標へ向かっていくだけ。結構、風があったけど4アンダーでプレーできたことは大きいと感じます。16、17番のバーディーは左横から、ともに1メートルが決まった。私の得意クラブは9I。だけど、きょうは出番がなかったです」

【藤田 かれん Photo:Atsushi Tomura/Getty Images】

藤田 かれん(1位タイ:-4)
 「序盤、風の読み、スイング、リズムが合わず苦戦しました。パーオンができず、とにかくしのいで、しのいで・・・。でも、15番でバーディーが決まった。不思議に落ち着き、流れが変わって後半はいいプレーができた。
 前週は裾野でQTファースト。でも、その時はもっと風が強く吹いていたから自信になっている。去年はQTで失敗。その悔しさは忘れてはいません。だから今年はより慎重にここまできた。調子が安定しているし、とにかく粘り強く行く」

【新垣 比菜 Photo:Atsushi Tomura/Getty Images】

新垣 比菜(1位タイ:-4)
 「ショットが安定していて、強風はそれほど気にならなかった。大王製紙エリエールレディスの後、調子があまりよくなかったので練習ラウンドへ来て、しっかり調整を。振り返ってみると、今季は一度もいい-と感じたことがなかった。
 また、ここ数年、QTファイナルでソコソコの成績をおさめて安心するのはいいけど、経験を次のシーズンへ生かしてはいない。まだ、先がどうなるかわかりませんけど、同じことを繰り返さないように頑張りたい」
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