10月に開幕し、熱戦を繰り広げているバレーボールのVリーグ。各チームキャプテンと監督の今シーズンの意気込みをチームごとに紹介していきます。今回はV1男子 パナソニックパンサーズ編です。

優勝しないといけないくらいの気持ちで
　パンサーズでは今まではあまり移籍がなかったなか、今シーズンは新たに3選手（ジェスキー, トーマス、西田有志、山本智大）が加入します。個々の能力は高いですが、チームスポーツなので、それぞれがうまくマッチするかはやってみないとわかりません。期待もありますが、日本代表から帰ってきてすぐにシーズンを迎え、コミュニケーションやコンビの確認をなかなか取れないかもしれません。
　みんながいかに早くチームになじめるかが鍵ですが、西田選手と山本選手は日本代表でも一緒にやっていますし、臨機応変に対応できると思います。キャプテンとしてはうまくまとめて、プレーではクイックとブロック、そして日本代表で調子のいいサーブで貢献したいです。
　これだけの選手を補強して、勝って当たり前と思われるかもしれません。ただ、そのプレッシャーに勝っていくしかない。優勝しないといけない、というくらいの気持ちで戦っていきたいです。

大型補強もチーム全員で戦う
　昨シーズンは将来のためにも「世代交代」の1年になったと思います。レベルも保たないといけなかったので、厳しい部分もありましたが、若手の（エバデダン）ラリー選手、大塚（達宣）選手、西山（大翔）選手は日本代表でも活躍していて、ほんとうにいいシーズンだったと思います。
　ベテラン選手ももちろん大好きですが、スポーツは毎回同じことをしていては絶対にダメ。今シーズンはポテンシャルの高い選手たちが入るからこそ、これまでと違う試合ができると思いますし、それを見せるのも非常に楽しみです。

　パスとサーブが強いチームをつくるのがいちばんの目標です。フィジカル面で大きい選手がいないからこそ、チームとしてプレーしたい。ディフェンスでもみんなでコミュニケーションをとって、全員で戦えるようにしたいです。
　新加入選手によるプレッシャーもありますが、
優勝するチャンスは非常に大きいと思います。最後まで全員で挑みます。

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