埼玉西武が中熊大智・齊藤誠人・出井敏博の引退セレモニーを実施

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左から出井敏博投手、齊藤誠人選手、中熊大智選手 【写真:パ・リーグインサイト撮影】

 今季限りで現役を引退する埼玉西武の中熊大智選手、齊藤誠人選手、出井敏博投手が「LIONS THANKS FESTA 2023」で引退セレモニーを行った。以下、引退セレモニーでのコメント全文。

中熊大智選手 【写真:パ・リーグインサイト撮影】

中熊選手「まず初めに、このような場を用意してくださった球団関係者のみなさん、本当にありがとうございます。そして、お世話になりました監督、コーチ、裏方スタッフ、先輩、後輩、同級生、ありがとうございました。

 2018年にドラフト会議でライオンズに指名していただき、5年間プレーさせてもらいました。ライオンズ球団、ファンのみなさん、家族、友人の期待に応えることはできませんでしたが、どんなときでも熱く、温かい声援を送ってくださったファンのみなさん、ありがとうございました。

 20年前から野球を始めて、いつもそばで支えてくれていた家族。良いときも悪いときも、いつも励ましてくれたおかげでここまでやってくることができました。ありがとうございました。

 そして、今日も熊本から来てくれている友人たち、いつも背中を押してくれて、応援してくれてありがとう。最後に、こうしてライオンズのユニフォームを着て現役生活を終えることができて、セレモニーまで開いてもらって、本当に幸せです。

 来年からはライオンズのブルペン捕手をさせてもらうことになりました。チームのリーグ優勝、日本一に向けて少しでも貢献できるように精一杯サポートします。最後になりますが、僕を支えてくれたすべての方に感謝しています。5年間ありがとうございました」

齊藤誠人選手 【写真:パ・リーグインサイト撮影】

齊藤選手「こんにちは。今日まで背番号78の齊藤誠人です。まず、このような場を設けていただきありがとうございます。ライオンズに入団してから6年、一軍での出場は3試合。ほとんどがファームでしたが、寒いときも暑い夏も足を運んで応援してくれたファンのみなさまに、とても感謝しています。なかには、僕の名前が入ったグッズを掲げて応援している方を見つけたときには、『うれしいなあ。頑張ろう』と強い気持ちを持てたことがとても印象に残っています。本当にありがとうございました。

 10年前、学校の教員を目指していたときは、今このような姿でここにいることを1ミリも想像できませんでした。大学時代、監督・コーチがいないなかで野球をしてきた僕は、プロの世界でついていけるか不安でした。教員になるか、プロの世界に飛び込むか正直迷いました。でも、この6年間を振り返ってみると、みなさんの声援のおかげで、そのなかで野球ができたこと、とても幸せでした。あのとき、プロの世界に飛び込んでよかったと心から思います。

 選手としての生活はここで終わりますが、これまでの野球人生を支えてくれた家族、野球を教えてくれた高校の恩師、友人や先輩、後輩、6年間応援してくださったファンのみなさん、この場をお借りして感謝申し上げます。ありがとうございました。そして約2年、あまりいい姿は見せられなかったかもしれませんが、ここまで応援し、支えてくれた妻にも感謝しています。ありがとうございます。

 来年は、ブルペンキャッチャー兼用具補佐として埼玉西武ライオンズに残ります。
優勝に向けて頑張る選手たちのサポートを一生懸命頑張ります。これからも埼玉西武ライオンズの応援はもちろん、ブルペンキャッチャーとしての僕と、そしてできれば妻の応援もよろしくお願いします。6年間本当にありがとうございました」

出井敏博投手 【写真:パ・リーグインサイト撮影】

出井投手「まずはじめに、このようなセレモニーを開催してくださった球団関係者の方々、本当にありがとうございます。4年間育成選手だった僕ですが、このようなセレモニーを開催していただいて、僕の人生のなかでとてもかけがえのないものになっています。本当にありがとうございました。

 まず、感謝を伝えたい人、それは両親です。僕が散々迷惑をかけてきましたが、投げたときには長文のLINEをおくってくれて、すごく励みになりました。本当にありがとうございます。そして、弟二人。普段はそっけなかったけど、応援してくれているのはわかっていました。一番下の弟は大学でも野球をするみたいなので、プロ目指して頑張ってほしいと思います。

 そして、当時二軍監督だった松井監督。僕が2年目のときにファームの開幕投手に選んでいただきました。僕はそのことが自信になって、本当に僕のなかで大きなものになっています。ありがとうございました。

 そして、3、4年目、西口監督。たくさん投げさせてもらいました。そのなかで多くのものを得ることができましたが、僕はそれを活かすことができず、結果を出せずに、引退となってしまいました。西口監督、本当にすみませんでした。

 そして、仲間たち。いつも優しい先輩方、いつもいじってくれる後輩、ずっと一軍にいて寂しかった同級生。みなさんのおかげで、ここまでやってくることができました。本当にありがとうございました。

 そして何よりファンの方々。僕はファームが主戦場でしたが、数多くのファンの方々に応援していただきました。その一つひとつが僕にとっての活力になり、この4年間しっかりプレーすることができました。本当にありがとうございました。

 最後になりますが、僕は来年からファーム打撃投手兼スコアラーとしてまた西武に携わることができます。これからのライオンズの優勝、日本一に向かって、微力ではありますがしっかり手伝っていきたいと思いますので、これからもどうぞよろしくお願いします。4年間、本当にありがとうございました」
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