【バレー/Vリーグ・主将&監督インタビュー】ウルフドッグス名古屋、クレク, バルトシュ選手

チーム・協会
 10月に開幕し、熱戦を繰り広げているバレーボールのVリーグ。各チームキャプテンと監督の今シーズンの意気込みをチームごとに紹介していきます。今回はV1男子ウルフドッグス名古屋編です。

クレク, バルトシュ主将

クレク, バルトシュ選手 【©JVL】

チャンピオンを率いる王者の風格
 2023年には、世界ランク1位に到達したポーランドでも長年代表を務める、言わずと知れた世界トップレベルのオポジット。WD名古屋でキャプテンを務めるのは3季目
となる。
 昨シーズンはV・レギュラーラウンド33試合に出場し、チームトップとなる1209本のアタックを放って決定率54.1%(全体3位)をマーク。バックアタックでもほぼ同じ決定率53.9%(同7位)を記録し、総得点ランキングは654点でやはり全体3位に食い込んだ。
 これがファイナル4になると、3試合の合計でそれぞれ64.6%(2位)、64.4%(4位)、82点(2位)と着実にギアをアップ。そして、やはりと言うべきか、ストレートでサントリーを下したファイナルでは、上記3項目でいずれも1位をマークしてみせた(58.7%、50.0%、32得点)。
 王者の戦いを展開したWD名古屋を率いるキャプテンのプレー、振る舞いは今季、どのような進化を見せるのだろうか。
<来日日程の関係で本人コメントは割愛>

ヴァレリオ, バルドヴィン監督

ヴァレリオ, バルドヴィン監督 【©JVL】

常に成長する意識を 結果はおのずと見えてくる
 今季は昨季よりもナショナルチームメンバーの合流が遅くなることは理解しています。しかし私自身2年目のシーズンになり、昨季より選手たちの知識がある状態ですから、チームをよりよく回すことは可能だと思っています。
 もちろん目標は連覇です。注力したパフォーマンスが求めるレベルに達すれば、おのずと見えてくると思います。プレーオフの獲得(V・ファイナルステージ進出)ももちろん大事ですが、プレーオフをしっかり戦うことも同時に考えなければなりません。タフにシーズンを戦い抜くことができれば、重要な場面で自分たちのカードを切ることができます。
 何より大切なのは、「決して満足しない」こと。常に成長し続けるという考えをメンバーの全員が持つことです。
 シーズン中は必ず難しい状況が出てきます。そのとき、応援の力というものが重要になってきます。試合のときはぜひ会場に足を運んでほしいです。ファンの皆さまと再び優勝を経験できることを願っています。
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