【アルペンスキー】女子ワールドカップ回転第1戦・2戦、前田知沙樹が中間タイムで14位を記録も日本チームとしては悔しい結果に

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【アルペンスキー】女子ワールドカップ回転第1戦・2戦、前田知沙樹が中間タイムで14位を記録も日本チームとしては悔しい結果に

アルペンスキーワールドカップは11日、12日にレヴィ(フィンランド)にて回転競技2連戦が行われた。
日本からは安藤麻前田知沙樹が参戦し1本目30位以内に入り2本目への進出を目指したが、2日間での最高成績は安藤の1本目35位(30位まで0.21秒差)に留まった。

日本人最高位の安藤麻選手、次戦は積極的な滑りで2本目進出を目指す 【写真:Giovanni Auletta】

しかし2日目の1本目では前田知沙樹が第2区間全体14位のタイムを記録。日本人が苦手と言われる緩斜面区間での好タイムは前向きな要素と言える。

2戦目で中間区間14位のタイムを記録し手応えを得た前田知沙樹選手 【写真:Giovanni Auletta】

工藤昌巳女子チーフコーチコメント
「回転競技開幕戦に合わせ順調にトレーニングを行うことができていたが、思うような結果を残すことができず残念であった。トレーニングと比べて消極的な滑りになってしまいスピードに乗ることができず、レースとトレーニングとの違いを感じる2連戦となった。十分な力はある選手たちであるため、レースで本来の力を発揮することができるよう、次戦までに修正していく。」


なお日本選手の結果は下記の通りである。
日時:2023 年11月11日・12日
会場:レヴィ(フィンランド)
第1戦
安藤麻:1本目35位(2本目進出まで0.21秒差)
前田知沙樹:1本目50位(2本目進出まで1.14秒差)

第2戦
安藤麻:1本目44位(2本目進出まで0.45秒差)
前田知沙樹:1本目49位(2本目進出まで0.92秒差)


次回の回転競技第3戦はアメリカのキリントンにて11/26に開催される。
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著者プロフィール

公益財団法人全日本スキー連盟は、日本におけるスキー・スノーボード競技を統括すると同時に、普及・振興の役割も担う競技団体。設立は1925年、2025年には設立100周年を迎える。スキージャンプ、ノルディック複合、クロスカントリー、アルペン、フリースタイル、スノーボードの6競技において、世界で戦う選手たち「SNOW JAPAN」の情報や、FIS(国際スキー・スノーボード連盟)ワールドカップなどの大会情報をお届けします。

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