「第52回三井ゴールデン・グラブ賞」パ・リーグの受賞選手一覧

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第52回三井ゴールデン・グラブ賞 パ・リーグの受賞選手一覧 【(C)PLM】

 11月10日、第52回三井ゴールデン・グラブ賞が発表された。各ポジションの受賞選手とコメントは以下の通り。

※試合数は各守備位置に就いた数。

投手:山本由伸投手(オリックス・バファローズ)

オリックス・バファローズ 山本由伸投手 【(C)PLM】

23試合 10刺殺 30補殺 0失策 4併殺 守備率1.000

 山本由伸投手は3年連続3回目の受賞。2リーグ制後初となる2年連続ノーヒットノーランを達成するなど、今季も圧巻の投球を披露し、最優秀防御率・最多勝・最多奪三振・最高勝率の投手4冠を3年連続で成し遂げた。

「素晴らしい選手がたくさんいるなかから、3年連続で選んでいただき、とても光栄に思います。この賞に選出していただいたことを励みにして、もっともっと野球がうまくなるように、日々の練習を頑張りたいと思います」

捕手:若月健矢選手(オリックス・バファローズ)

オリックス・バファローズ 若月健矢選手 【(C)PLM】

92試合 657刺殺 54補殺 2失策 3併殺 1捕逸 守備率.997

 若月健矢選手は初受賞。強力な投手陣をリードし、3年連続で山本投手との最優秀バッテリー賞にも輝いていた。

「三井ゴールデン・グラブ賞に選んでいただき、とても光栄に思います。プロ野球に入って、個人で賞をいただくということが初めてですし、目標にもしていた名誉ある賞なので、本当にうれしいです。これからも、もっと心技体を磨き、来年も選出していただけるように頑張りたいと思います」

一塁手:中村晃選手(福岡ソフトバンクホークス)

福岡ソフトバンクホークス・中村晃選手 【(C)PLM】

128試合 959刺殺 55補殺 2失策 56併殺 守備率.998

 中村晃選手は外野手登録ながら、出場136試合のうち128試合で一塁の守備に就き、一塁手部門で4年連続4回目の受賞となった。

「毎年意識している賞ですし、何度獲ってもうれしいです。投票してくれたみなさんに感謝します。投手やほかの内野手の送球をしっかり受け止め、確実にアウトにしようと意識し続けてきた結果だと思っています。これからも、受賞に恥じないプレーをしていきたいです」

二塁手:中村奨吾選手(千葉ロッテマリーンズ)

千葉ロッテマリーンズ・中村奨吾選手 【(C)PLM】

133試合 248刺殺 405補殺 6失策 92併殺 守備率.991

 中村奨吾選手は2年ぶり3回目の受賞。守備率.991は二塁手(規定以上)でリーグトップの数字だった。

「去年のオフにもう一度守備を見直していこうと考え、1月の自主トレから練習をしてきたことが、このような形になった事をうれしく思います。これも監督、コーチ、スタッフのみなさまのサポートのおかげだと思っています。特に小坂(内野守備兼走塁)コーチに守備についていろいろとご指導をしていただきました。

 1年間取り組んできたことが今回、守りの評価につながり三井ゴールデングラブ賞を獲れたと思っています。サポートしていただいたみなさまへの感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました」

三塁手:宗佑磨選手(オリックス・バファローズ)

オリックス・バファローズ 宗佑磨選手 【(C)PLM】

121試合 64刺殺 168補殺 9失策 11併殺 守備率.963

 宗佑磨選手は3年連続3回目の受賞。投手を助けるダイナミックな守備は「SMBC日本シリーズ2023」でも飛び出した。

「名誉ある賞に、3年連続で選出していただき、とても光栄に思います。毎年目標にしている賞の一つでもありますので、励みにもなりますし本当にうれしいです。まだまだレベルアップできると思いますので、もっともっとチームを引っ張る守備を目指して頑張りたいと思います」

遊撃手:源田壮亮選手(埼玉西武ライオンズ)

埼玉西武ライオンズ・源田壮亮選手 【(C)PLM】

99試合169刺殺 280補殺 9失策 61併殺 守備率.980

 源田壮亮選手は右手小指の骨折により出遅れたものの、5月下旬の一軍合流後は軽快なグラブさばきを披露し、プロ2年目から6年連続6回目の受賞となった。

「受賞を聞いて、率直にうれしかったです。開幕からの出場が叶わず、試合数、イニング数が少ないなかでも選んでいただけたことは、本当に光栄です。来シーズンも全力でプレーし、また受賞できるように努めます」

外野手:辰己涼介選手(東北楽天ゴールデンイーグルス)

東北楽天ゴールデンイーグルス・辰己涼介選手 【(C)PLM】

 辰己涼介選手は3年連続3回目の受賞。球界随一の強肩を誇り、走者を進塁させない「抑止力」も光った。

「今年も目標にしていたので、3年連続の受賞が叶い、大変うれしく思います。日々支えてくださる球団関係者、家族、いつも応援してくださるファンのみなさまのおかげです。味方には安心感、相手には絶望感を、そして家族には信頼感を残せるように頑張ります。来年以降も毎年受賞できるよう精進してまいります」

外野手:万波中正選手(北海道日本ハムファイターズ)

北海道日本ハムファイターズ・万波中正選手 【(C)PLM】

117試合 226刺殺 5補殺 4失策 2併殺 守備率.983

 初受賞の万波中正選手は、広い守備範囲と強肩で球場を沸かせた。なお、北海道日本ハムの選手が受賞するのは2020年以来3年ぶりとなる。

「プロ野球選手になる前から憧れていた賞だったので、選出いただいて大変光栄です。ゴールデン・グラブ賞を常に受賞できるように、より高い意識を持ち、さらに上のレベルを目指して精進していきたいです」

外野手:近藤健介選手(福岡ソフトバンクホークス)

福岡ソフトバンクホークス・近藤健介選手 【(C)PLM】

103試合 216刺殺 7補殺 1失策 1併殺 守備率.996

 近藤健介選手は初受賞。打撃でも最多本塁打・最多打点・最高出塁率の3タイトルを獲得し、攻守にわたる活躍を見せた。

「ずっと欲しかった賞なので、本当にうれしく思っています。守備にそれほど自信があるわけではありませんが、打撃だけでなく守備でもチームに貢献したいという思いで1年間プレーしてきました。もっと練習して、続けて受賞できるように頑張りたいと思います」
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