2023年度(第30回)世界女子アマチュアゴルフチーム選手権 閉幕

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通算22アンダーで韓国チームが5度目の優勝!日本チームは通算7オーバーで26位

【酷暑のUAEでのプレーで厳しい結果を突きつけられた日本チーム。次回大会へのリベンジを胸に!】

2023年度(第30回)エスピリトサントトロフィー世界女子アマチュアゴルフチーム選手権は28日、UAEのアブダビゴルフクラブで第4ラウンドを行った。20位タイと苦戦が続く日本チームは、最終ラウンドで一つでも順位をあげようと必死のプレーを見せたが、3選手ともボギーが先行。なかなか波に乗れず、全員が3オーバーパー75でホールアウトした。新地真美夏と橋本美月のスコアが採用され、この日6つスコアを落とした日本チームは通算7オーバーパーで26位と悔しい結果に終わった。首位タイスタートの韓国はチームスコアを5つのばし、通算22アンダーパーで2016年大会以来5度目の優勝を飾った。4打差の2位にチャイニーズ・タイペイ、さらに1打差の通算17アンダーパーでスペインが3位入賞を果たした。酷暑のUAEでのプレーで厳しい結果を突きつけられた日本チーム。次回大会へのリベンジを胸にアブダビゴルフクラブをあとにした。

最終ラウンドの日本チームは、2日連続で全員がオーバーパーに終わった。
1番手の上田澪空は、いきなりボギーを叩くと、6、9番でもスコアを落とし、前半を3オーバーパーで終える。それでも、10番でバウンスバックを決めた上田は、必死のプレーで13番でもバーディを奪取。しかし、直後の14番をダブルボギーとしてしまった。その後も集中力を切らさずパーセーブを続けたが、この日2バーディ・3ボギー・1ダブルボギーの3オーバーパー75で不採用スコアに終わった。上田は、通算15オーバーパーで個人戦84位タイと前回大会の悔しさを晴らすことができずに世界女子アマチュアゴルフチーム選手権を終えた。
2番手でスタートした橋本美月も2番(パー5)、6番でボギーを叩いてしまった。しかし、9番でバーディを奪って前半を終えると、後半も堅調なプレーでパーを積み重ねたが、14番、そして最終ホールを痛恨のボギーとし、この日1バーディ・4ボギーの3オーバーパー75。橋本は、通算6オーバーパーで個人戦60位タイと不本意な成績に終わったが、4日間ともチームスコアに採用される安定感でエースとしての役割を果たした。
日本チームで最後にスタートした新地真美夏は、2番から連続ボギー、5番もボギーと不穏な出だしとなったが、7番(パー3)、8番(パー5)で連続バーディを奪取。これで流れを掴むかと思われた直後の9番でボギーと、前半は悶々とした展開になってしまった。後半は12番(パー3)でバーディが先行したものの、15番からこの日2度目の連続ボギー。新地はこの日、3バーディ・6ボギーと出入りの激しい内容で3オーバーパーで最終ラウンドを終えた。それでも、新地は通算2オーバーパーで個人戦38位タイとなり、チーム最高順位の成績を残し、これからの日本女子チームを背負う選手としての活躍を期待させるプレーを見せてくれた。
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著者プロフィール

(公財)日本ゴルフ協会(JGA:JAPAN GOLF ASSOCIATION)は1924(大正13)年10月、神戸・根岸・東京・鳴尾・舞子・程ヶ谷・甲南の全国7クラブの代表により、創設された我が国のゴルフ界を代表する団体です。ゴルフ精神の正しい順守、ナショナルハンディキャップ制度の実施、公式競技の開催、ゴルフ・ルールとエチケットマナーの正しい普及などに努め、ゴルフの健全な発展と普及を図り社会に貢献して参ります。

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