【ガンバ大阪】勝ちに行く大阪ダービー。敵地で負の流れを断ち切ってみせる

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【ⓒGAMBA OSAKA】

前節の名古屋戦は攻守のテコ入れの一環として可変システムの4-3-3を採用。守備面で大崩れすることなく、名古屋に対していくつかの決定機も作り出したガンバだったがセットプレー一発に泣き、6試合ぶりの勝利を手にすることは出来なかった。
ポヤトス監督とともに歩んできた今シーズンも残り4試合だが、直近の6試合は2分4敗。「シーズンも終盤だけどこの状況を払拭したい」と宇佐美は話すが、今節ガンバは勝利だけが求められる大阪ダービーに挑む。
過去61回のダービーでガンバは28勝12分21敗と戦歴では優位に立つが、リーグ戦では2019シーズン以降、1勝2分6敗という受け入れ難い結果が続いている。

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リーグ戦とダービーにおける負の流れを断ち切る場となるのが今季4度目のダービーだ。
「ピッチに入った時に持っているもの全てを出し切ることが大事」と話すのはポヤトス監督だが、敵地での大一番に向けて頼もしい戦力もスタンバイ中だ。
ラヴィのベンチ入りが濃厚で、ダービーでの戦線復帰に向けてコンディションを整えて来た半田もスタンバイ中。文字通りガンバの総力を結集して挑む一戦だが、ポイントとなるのは相手ゴールをこじ開け切る力になる。
「しっかりとボールを動かせばチャンスは作れるし、そこをいかに決め切るか」(宇佐美)。もちろん、不用意な失点は禁物だが、ガンバが目指すのはボールを的確に動かし、いかなる方法であろうと相手ゴールをこじ開けること。夏場の好調時に見せた攻撃的な守備から手数をかけずに、鋭く敵陣に攻め込みたい。

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ガンバのストロングポイントでもある左サイドの攻撃を担う黒川も、大学時代に対戦した同級生の毎熊相手に特別なモチベーションを燃やしている。「毎熊選手を抑えつつも、僕も攻撃が持ち味なのでそこで違いを出したい」(黒川)。スピードあるカピシャーバとクロスも持ち味とするジョルディ クルークスの両ワイドを封じれば、リーグ戦今季11得点中のレオ セアラのチャンスも自ずと減るはずだ。
勝てば残留が決定するガンバだが、相手も直近の4試合は1分3敗。しかもいずれもノーゴールに終わっており、ホームで巻き返すべくガンバを迎え撃ってくるはずだ。
前節の広島戦では香川をアンカーに配置する4-3-3の布陣を採用しているが、ビルドアップでも貢献度の高いGKのキム ジンヒョンのキックは要注意。また4-3-3の布陣を継続してくるならば「真司君は攻守の核。あそこが配球役になっているし、そこを封じれば優位に進められる」と宇佐美も香川を自由にプレーさせないことの重要性を口にする。

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今季のダービーは1勝1分1敗の五分。「この試合はデュエルが大事になる」と話したポヤトス監督だが、泥臭かろうと不恰好だろうと勝点3を手にしたものが全ての称賛を得るのがダービーだ。
「ダービーなのでいつもの試合とは違う」(宇佐美)。今季最後のダービーの火蓋が切られる。
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著者プロフィール

ガンバ大阪は、北摂・北河内地域をホームタウンとして活動しています。 「ガンバ」は、イタリア語で「脚」を意味する言葉で、日本語の「頑張る」にも通じています。 「チーム一丸となって勝利を目指して頑張るチーム」「どんな状況でもガンバって勝利を勝ち取るチーム」「大阪をホームタウンとし、大阪を中心とした関西ファンの声援を受けてガンバるチーム」「日本一、世界一のクラブ組織に向けてガンバるサッカークラブ」という気持ちが込められています。

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