<国内男子ゴルフ>池田勇太が40回目の最終日最終組へ「苦しみながら頑張る」復活の足音が聞こえる

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■シン・男子ゴルフ時代へ「第54回 ACNチャンピオンシップゴルフトーナメント」10月5日ー10月8日 / 三甲ゴルフ倶楽部 ジャパンコース(兵庫県) 7295yard・par72 ▼ 7日・大会3日目

3日目も風が巻いた。
「強弱とね、ホールによっては向きが回るというか。こうと決めた事に対してそのショットを打てないと、結果は出てこない」。

手負いの池田が難条件でこらえた。

2番、5番のバーディ後のダブルボギーは「ショックだった」。
6番の2打目は、フェアウェイから打ちながら、左の斜面の山の方。3打目もまだグリーンに届かず、再アプローチでやっと50センチに乗せたのにフックラインの読みを外して消沈。

だが、くじけなかった。
次の7番で右奥のラフから寄せて1.5メートルのバーディ。

立て直した。

後半は10番と、15、16番で連続バーディを奪ってすぐ、17番パー3で「乗ったはいいけど、これどうやって寄せんだ、と」。
急傾斜のバーディトライは、「ショートをしたら、グリーンを出ちゃう。向こうに行きゃいいけど行きすぎだよね」と、反対側のカラーにこぼして苦笑いだ。

「3・・・、4メートルはあったかな?」。
それでもしぶとくしのいで、首位と1差に踏みとどまった。

今オフ、大がかりに歯を削った「顎偏位症(がくへんいしょう)」に加えて、3週前のプレーで突き指し、「心技体がいかに大切か。欠けてる体の部分は心で補い、心を補うのは技術であったりするよね」と、改めて噛みしめる今季、19試合に出て9度の予選落ちを味わい、現在賞金ランクは85位。

あちこちかばうあまりに、「自分が思っている感覚と、ボールに伝えるものというのが、なかなか合わないんだ」。

ゴルフ人生最大の窮地に弱音が出たこともあるが、「常に前進していく中で、昔のような良さを手に伝えていかなくてはいけない。こうやりたいというゴルフが、この3日間は多少なりとも表現できている」と、やっと前向きな言葉が出るようになってきた。

先々週の「パナソニックオープン」に続く今季2度目の3日連続60台で、昨年3位に終わった11月の「カシオワールドオープン」以来となる、自身40回目の最終日最終組に入った。

「高ぶり?ない」と、断言。
ただ、親身に心配してくれる家族や、知人や大勢のファンの思いは痛いほど承知しており、「オレは苦しみながら、自分を殴りながら頑張るだけ」と、ムチを打つ。

「4日間72ホールやってこそのトーナメントなわけだから。明日は試す場」。
4年ぶりのツアー通算22勝へ。
復活の足音が聞こえる。
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