<重賞レース分析>レディスプレリュードは、臨戦過程が最大のポイントに!
プレリュード(前奏曲)の名の通り、11月に行われる「JBCレディスクラシック」の前哨戦としてJRAも含め全国各地からトップクラスの実力馬が参戦する。
2011年に交流競走となってからはJRA所属馬の勝利が続いており、地方所属馬の奮起にも期待したい。
ここではレディスプレリュード10年の結果から、レースの傾向を分析する。
<レース情報>
第20回 レディスプレリュード(JpnII)
2023年10月5日(木)20:10発走
距離:1,800m
第19回優勝馬:プリティーチャンス号 【東京シティ競馬】
■上位人気に推された馬が堅実
【単勝人気順別成績】(過去10年) 【東京シティ競馬】
■「JRA」勢が強い
【所属別成績】(過去10年) 【東京シティ競馬】
■5歳以下の馬が中心
【馬齢別成績】(過去10年) 【東京シティ競馬】
なお、第13回(平成28年)以降の過去7年に限ると、5歳以下の馬は[7-8-5-51](3着内率28.2%)、6歳以上の馬は[0-0-1-22](3着内率4.3%)である。比較的若い馬を重視した方が良さそうだ。
■前走がブリーダーズGC・スパーキングLCだった馬に注目
【前走のレース別成績】(過去10年) 【東京シティ競馬】
■前走の出走頭数も重要なポイント
【前走の出走頭数別成績】(過去10年) 【東京シティ競馬】
なお、第14回(平成29年)以降の過去6年に限ると、11頭以下の馬は[1-1-1-29](3着内率9.4%)、12頭以上の馬は[5-5-5-33](3着内率31.3%)である。前走が少頭数のレースだった馬は、評価を下げるべきだろう。
■近年は前走で上位人気に推されていた馬が優勢
【前走の単勝人気順別成績】(過去10年) 【東京シティ競馬】
なお、第16回(令和元年)以降の過去4年に限ると、3番人気以内の馬は[3-4-4-20](3着内率35.5%)、4番人気以下の馬は[1-0-0-18](3着内率5.3%)である。近年の傾向を重視するならば、前走で上位人気に推されていなかった馬は割り引きが必要だ。
TCKホームページではより詳しいデータや過去全年の傾向も公開している。
<伊吹雅也>
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