【サーフィン】吉川広夏&浜瀬海が10ポイントを出して優勝!JPSAロングボード第3戦『クリオマンション 茅ヶ崎ロングボードプロ』
優勝した浜瀬海(左)と吉川広夏 【JPSA】
男子は秋本祥坪、女子は小高恵子がカレントリーダーで第3戦『クリオマンション 茅ヶ崎ロングボードプロ』が9月21日〜23日に茅ヶ崎パークで開催された。
期間中はオンショアでサイズアップしたものの、最終日はヒザ〜モモまでサイズダウン。
それでもオフショアでフェイスは良く、10ポイントが2本も出た印象的なイベントになった。
浜瀬海と秋本祥坪のゲーム
レフトに狙いを絞った浜瀬海 【JPSA】
浜瀬海は茅ヶ崎で3大会連続優勝と圧倒的な強さを誇る。
ファイナルは波数の少なさを考慮して40分ヒートに変更。
このカードは浜瀬海と秋本祥坪のゲームとなり、レフトに狙いを絞った浜瀬海が一本目にバックサイドの長いノーズライドを綺麗に決めて9.33をスコア。
ジャッジによっては10ポイントを出したこのサイズの波では完璧なライディングだった。
9.50を出した秋本祥坪だったが… 【JPSA】
秋本祥坪はニード9.84のシチュエーションで浜瀬海と同じレフトを狙うが、7.60とスコアは伸びず、浜瀬海がシーズン2勝目。
茅ヶ崎での4大会連続優勝の記録も更新した。
優勝した浜瀬海 【JPSA】
「20点を目指す」と話す浜瀬海 【JPSA】
浜瀬海は2022年にフル出場して4戦中3戦で優勝。
最終戦は痛恨のインターフェアでグランドスラムを逃していた。
今年は第2戦の千倉を『ISA World Longboard Championship』出場でスキップしたものの、出場した2戦で優勝。最終戦の宮崎で再びグランドスラム達成のチャンスが巡ってきた。
優勝後は平塚の応援団と大好評のスクール生(2年先まで予約が埋まっているそうです)に囲まれ、勝利の美酒を味わっていた。
女子は吉川広夏が圧勝
初の10ポイントを出した吉川広夏 【JPSA】
ファイナルは開幕戦優勝の吉川広夏、第2戦優勝の大村結衣、小林恵理子、関口海璃の4名。
ヒート開始直後は小林恵理子がバックハンドで5.33を出すが、すぐに吉川広夏がフロントサイドで6.33を出してトップに立つ。
後半、2.07を持っていた関口海璃が7.17を出してトップに立つ場面もあったものの、吉川広夏がフロントサイドで小刻みにノーズライドをメイクして7.67をスコア。
トップを奪い返すとここから猛チャージが始まり、7.93の後、レフトでの長いノーズライドをメイクして8.83。更に8.43、最後にはフロントサイドでハング10を含めた長いノーズで10ポイントを出して2位以下をコンビネーションスコアに追い込んでの圧勝となった。
「JPSAで10ポイントを出したのは初めてなので、嬉しいです。浜瀬海選手が10ポイントを出して負けられないと思いました。最終戦も参戦します。(グランドスラムについて)ここまで来たら最終戦も狙っていきます」
優勝を喜ぶ吉川広夏 【JPSA】
「最終戦も狙う」と話す吉川広夏 【JPSA】
浜瀬海同様、第2戦の千倉を『ISA World Longboard Championship』出場でスキップしていたが、出場した2戦で優勝。
彼女もまたグランドスラム達成のチャンスがある。
JPSA最終戦『さわかみ 日向プロ』は10月26日〜28日(予備日29日)に宮崎のお倉ヶ浜で開催される。
JPSAロングボード第3戦
『クリオマンション 茅ヶ崎ロングボードプロ』結果
メンズ
1位 浜瀬海
2位 秋本祥坪
3位 増山翔太
4位 西口京佑
ウィメンズ
1位 吉川広夏
2位 小林恵理子
3位 関口海璃
4位 大村結衣
photo: 日本プロサーフィン連盟(JPSA )
(空海)
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