9/30(土)札幌vs柏戦「田中駿汰選手×高嶺朋樹選手」特別対談

北海道コンサドーレ札幌
チーム・協会

9/30(土)J1リーグ第29節札幌vs柏戦(13:00/札幌ドーム)「田中駿汰選手×高嶺朋樹選手」特別対談企画

~~トレーニングウェア着用の高嶺朋樹選手が先にオンラインミーティングに入り、続いて私服姿の田中駿汰が入室して~~
高嶺:あ、駿汰だ!記者の人が来たと思った!
田中:誰が記者や!
高嶺:私服だったから、記者の人が入ってきたと思った。(スタッフに対し)私服にしてきますか?
田中:(スタッフに対し)絶対に練習着の方が良いんじゃないですか?おかしいもん、なんか。
高嶺:だから記者の人来たと思ったもん。
田中:大丈夫ですか?
スタッフ:大丈夫です。

お互いにオンラインミーティングに入って 【©2023 CONSADOLE】

司会:
始めさせてもらいます。本日のご協力、ありがとうございます。
それぞれにこの対談の趣旨を説明させてもらいましたが、Jクラブ間でご縁のある選手同士に対話してもらい、クラブの情報発信としてお互いのサポーターさんに興味を持ってもらいたいと思っています。本来は柏レイソルさんのホームゲーム前に実施し、お互いのホームゲーム告知にできればよかったと反省しています。今回このタイミングになりましたので、9/30(札幌のホームゲーム)に向けて進めさせていただきます。進行役はおりますが、お互いに対話していただいて、それを原稿とさせていただきます。終盤にクロアチアの金子拓郎選手(※1)からメッセージをもらいましたので、紹介させてもらいます。それでは始めさせていただきます。


---お二人とも同学年、クラブでは同期加入のお二人ですが、高校時代は田中選手が履正社高校、高嶺選手が札幌U-18。まずはお互いに最初に意識したところや大会などがあれば、教えてください。
高嶺:俺は早かったですよ。中学校の駿汰を知っているので。中学校の駿汰のガンバ大阪は最強だったから。
田中:最強の世代のね。
高嶺:だから一方的に知っていましたけどね。駿汰は大学くらいまで知らなかったでしょう。
田中:俺は大学入って、選抜・・・
高嶺:しかも最後の方でしょ。選抜で一緒になってから。
田中:まじで最後の方の選抜。そこで初めて知りました。高嶺朋樹という男の存在を。
高嶺:風に乗ってそっちに行っていないか?結構、試合に出ていたぞ。
田中:風は止まっていたよ。来ていなかった、大阪まで。
高嶺:ははは。

大阪体育大学の田中選手(緑色)と、筑波大学の高嶺選手(水色) 【©田中駿汰選手提供】

----大学4年で金子選手も含めて、3選手とも札幌への加入が内定し、Jリーグ特別指定選手登録(※2)されました。2019年7月にイタリアで行われた第30回ユニバーシアード競技大会(ナポリ)もありました。
高嶺:駿汰の加入(内定)前に選抜で会ったもんね。選抜して、デンソー(※3)して。駿汰が5月くらいに(加入内定)決まったでしょう。
田中:よう覚えてんな、俺のこと。
高嶺:覚えてる。拓郎が一番早く、次が俺で、次が駿汰。
田中:そうか、拓郎、朋樹、俺。
高嶺:そう。

----30回ユニバーシアード競技大会で、見事に国際大会での優勝を勝ち取りました。
グループステージ:
・7/5:アルゼンチン代表 3-0
・7/7:ロシア代表 4-1
・7/9:準々決勝韓国 2-0
・7/11:準決勝イタリア 3-3(5PK4)
・7/13:決勝ブラジル 4-1
この大会について、思い出やその後への影響など教えてもらえますか?

田中:思い出は、一緒の部屋でした。
高嶺:ははは、一緒の部屋、駿汰と一緒の部屋だった!2人分かれだよね。
田中:4人部屋で、部屋は2、2、みたいな。
高嶺:駿汰が、、、なんだっけ、あのドラマ。
田中:ははは、「あなたの番です」。
高嶺:あなたの番です、を駿汰のiPadで一緒にみんなで見る、っていう。楽しかったよね、ユニバ、イタリア1か月。
田中:楽しかった。
高嶺:強かったから、負ける感じもなかったし。
田中:勝って当たり前みたいな雰囲気だった。最強やった。

ユニバーシアード競技大会参加時のワンシーン。左から金子選手、高嶺選手、田中選手(田中駿汰選手提供) 【©JUFA】

高嶺:その後の感じは、ユニバに出ている選手が代表行ったり、Jリーグで1年目から活躍している選手が多くて、みんな刺激し合っているような感じはありました。メンバーを見れば、本当に、強かったですよ。
田中:だいぶレベル高い争いをしていましたよ。
高嶺:大地とかがベンチとかあったもんね。
田中:確かに、林大地がスーパーサブ的な。

----当時のメンバーのその後、現在の活躍を見れば、すごいメンバーであったことが良く分かります。そのメンバーには金子選手も入っており、プロ1年目の2020年、3人が新加入したシーズンはコロナ禍でイレギュラーなシーズンとなりました。当時を振り返っていただけますか?(背番号は金子30、高嶺31、田中32)
高嶺:コロナ期間で最初の2か月間はずっと寮にいたので、楽しかったですけど。俺らはずっと一緒にいて。
田中:まじで?気が狂いそうになりましたけど、俺は。マジで一緒に寮におったんで。
高嶺:いたずらというか、そういうのをしたり、ゲームしたり。
田中:映画を見たり。暇を持て余していたんで。ほんまに1回、寮で犬を飼うって。みんなおかしくなって。寮母さんもちょっとおかしくなって。
高嶺:はははは、あったな。犬飼わないとダメだ、ってな。
田中:犬、ちょっと見に行くか、ってなったけど、寸前のところでみんな正気に戻ったけど。
高嶺:サッカーのところは試合に出られるようになって、満足する感じではなかったけど、1年目の最低目標というところは、達成することができたのかなと思いますけどね。個人として。
田中:俺も割と最初の方から試合は。
高嶺:駿汰は最初の方から出ていたもんね。
田中:朋樹は、一番最初はあれやん。
高嶺:ルヴァンね。ルヴァンは最初はそうだったね。俺が出て。みんな出て、最後は結局、みんなずっと出ていたからね。
田中:出さしてもらってました。

コロナ禍の中で実施したパートナー企業応援プロジェクト 【©2020 CONSADOLE】

大卒ルーキー3選手揃っての取材対応(左から金子選手、高嶺選手、田中選手) 【©2020 CONSADOLE】

----プロ2年目の2021は3選手とも背番号が変わり(田中2、高嶺6、金子9へ変更)レギュラーとして活躍。高嶺、金子選手はチーム最多の38試合出場。田中選手も37試合出場。3選手で取材を受けてもらう機会が多かったのですが、覚えていますか?
高嶺:いやもう、やりすぎて話がないですよね。
田中:何回同じこと言ったか。いろんなメディアで。マジで同じ話ばっかして。
高嶺:もういいです、って言っていたもん、俺らから。
田中:またこの3人や、みたいな話し、めちゃめちゃしてました。

----後付けで、あることを告白します。コンサドーレのマスコット「ドーレくん」はふくろうですが、数字の語呂で大卒3選手の番号が2・9・6(ふくろう)でした。
高嶺:すごいですよね、それ。
田中:すごい、たまたま。誰が言い出したんですか。
(スタッフ)グッズチームが「ふくろうトリオでは?」と気づき、強化部の方々に狙いを確認すると「そんなことはない」とのことでした。
高嶺:でも駿汰はさ、2番と3番で、危なかったよね。
田中:あ!そうやで、俺、2番か3番、どっちか、みたいな。
高嶺:で、進藤君のあとが嫌だから2番で。
田中:はははは!進藤君のあと、なんか嫌やなと思って。で2番はナオさん(2020年限りで引退した石川直樹選手が2番を背負っていた)。ナオさんでしょって。
高嶺:それがなかったら、ふくろうトリオはなかった。
田中:そう。もしかしたら、3番いっていた可能性がある。進藤君が3番じゃなかったら。
高嶺:進藤君のせいで結成された、ふくろうトリオ。
田中:進藤君のおかげでふくろうトリオが結成されたといっても過言ではないです。

2021シーズン最終戦セレモニーのふくろうトリオ(右から2番田中選手、9番金子選手、6番高嶺選手) 【©2021 CONSADOLE】

----2022(プロ3年目)はそれぞれケガなどもありましたが、2人ともレギュラーでチームの中心選手です。今年にかけては、田中駿汰選手はプライベートではご結婚もされました。
高嶺:それで言うと、全然知らんかったけど、俺。ははは。
田中:ははは。
高嶺:何で知ったんだっけ、ツイッターじゃないよな。ツイッターだっけ?
田中:俺がたぶんインスタで、ツイッターかな?投稿して、朋樹からLINEが来ました。
高嶺:そうだよね。お前なんで!
田中:「入籍は言え」っていうLINEが来ました。俺もちょっと迷った・・・
高嶺:いや、言えよ!
田中:でも、まあ、公式発表で知るのも良いかな、と。
高嶺:俺にはいつもこんな感じなんで。
田中:マジですぐLINEが来た。早かったな、あのとき。
高嶺:おめでとう。あれも見たしね。あいプランさんの(フォトウェディング)。
田中:見てるね、俺のこと。
高嶺:良かったね、あれ。
田中:良かったしょ。

会話が弾む田中選手と高嶺選手 【©2023 CONSADOLE】

----田中駿汰選手は高嶺朋樹選手にだけ言えなかった、ということではなくて、細やかに全員には伝えなかったということですよね。
高嶺:俺が歩み寄らないといけないの。
田中:ははは!
高嶺:それじゃないとこの関係、続いていかない。すぐ離れていくから。
田中:ははは!良く分かっているな、朋樹君。

----お二人の楽しい空気が伝わります。ありがとうございます。残りの質問も少なくなってきましたが、ここでクロアチアの金子選手から、お二人にメッセージを頼み、いただきました。これを紹介させていただきます。
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朋樹と駿汰へ
拝啓
皆様におかれましては、ますますご健勝にてご活躍のことと存じます。
さて、この度頼まれたので2人にメッセージです。
2人で対談ということで俺がいなくて会話が盛り上がりに欠けるだろうけどなんとか頑張って下さい。
そんなことはさておき、ついに3人とも別のチームになりましたね。3人で札幌に加入したのが昨日のことのように感じます。僕が成長できたのはちょっとだけ君たちのおかげです。
ともきはそろそろ柏で友達できましたか?心配です。
駿汰は俺がいなくなって寂しいと思うけど頑張ってください。
2人の試合はほとんど見てます。
俺も海外でいろいろ大変ですが、2人の活躍に刺激をもらってるのでこれからもそれぞれ頑張りましょう。

そして帰ったときは飯でも行こう。
P.S.
駿汰は断らないように。断ったら代わりにまた小柏です。
それじゃ👋
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田中:動画じゃないんですか。
高嶺:なんか、大人になっているな。
田中:「別のチームになりましたね」なんか言います?
高嶺:ふざけているわ、これは。
田中:(スタッフの)修正入っていないですか?
高嶺:あいつ、結構時間かけたぞ、これ。
(スタッフ)修正は入っていません。金子選手は「時間かけます、考えさせてください」って言われてました。
田中:ほんますか!?ゴーストライターおるんちゃう?
高嶺:頼んだな、これ。

2022年末のクラブイベントに出演する3選手 【©2022 CONSADOLE】

~~~金子選手からのメッセージを読み上げ~~~
----金子選手が言うように、同期の3選手はそれぞれの場所で挑戦を続けています。金子選手への返答も含めて、お二人の心境をお話いただければと思います。
田中:大人になっていましたね、文章が。
高嶺:海外に行くと変わるのかな。
田中:そんな時間経ってないけど、あんなに変わるのか。おかしいぞ、なんか。たぶん拓郎の方が大変ですね、今。
高嶺:そうだね、絶対。たまに連絡しますけど、中華ばっか食べてるって。飯がないから。通訳はいるけど、やっぱり大変だって言ってましたね。
田中:やっぱり大変ですよね、海外は。監督も変わりましたしね。
高嶺:そうだね、監督も変わったね。だから今は1年目みたいな気持ちでサッカーをやっている、って言っていましたよ。札幌にいたときみたいな絶対的な感じじゃないみたいなことを言って。
田中:でも良いね、そういう環境が成長できる。
高嶺:そうそう。だからめちゃ良いね、って話はしましたけどね。

----金子選手の出場情報などは見ていますか?
高嶺:見ます、見ます。
田中:見ますね。
高嶺:(金子選手へ連絡)してる駿汰、連絡?
田中:デビューしたとき、したで。
高嶺:あ、そう!えーーー!来てない、来てない、俺には全然。
田中:え?朋樹は日本やから、同じ日本という国内におるから大丈夫や。安心して。結構、俺からの連絡待っているからな。でもだいたい俺と朋樹が連絡するときは、だいたい全部、朋樹から来るんで。
高嶺:そうそう、俺から。次は俺の結婚くらいじゃないと。
田中:はは!そういうの、ちゃんと報告、結婚する前には欲しいな。事前に。結婚式も朋樹。
高嶺:いやいや、逆だよ。お前だよ。お前が呼ぶかどうか不安なんだから俺は。
田中:しれっとしていたらごめんね、朋樹。
高嶺:俺はそういう予想しているんだよ。札幌の選手、誰も呼ばれないんじゃないかって。
田中:呼ぶよ呼ぶよ。任せて。安心して。
高嶺:良かった~。

クロアチアへ渡った金子選手について話し合う田中選手と高嶺選手 【©2023 CONSADOLE】

----お二人ともそれぞれ、週末の試合に向けたトレーニング後という中でご協力いただき、ありがとうございました。9/30に札幌と柏の試合があります。改めてこの試合に向けた思いを教えてください。
高嶺:久々の札幌ドームの試合ということですごく楽しみにしていますし、前期はすごいやり合った中で最終的に負けてしまったので、すごく悔しさもあったので、その借りを返せるように札幌ドームの地で活躍して、レイソルが勝てるように戦いたいなと思います。駿汰含めみんなとの再会を楽しみにしていますし、ファンの方とも会えるのをまた楽しみにしています。
田中:前節(6月3日(土)柏4-5札幌)は劇的な展開で、、、
高嶺:駿汰のゴールで勝ったんだ。
田中:決勝ゴールを決めさせていただいて、ありがとうございます。次のホームでは逆に朋樹にやられないように、なんとしても。朋樹に決勝点を決められて負けたらドームの雰囲気が、、、
高嶺:最悪だよ。
田中:朋樹からしたら最高の気分になるか知らんけど、それは防げるように。しっかりチームとしてはレイソルに2連勝。天皇杯は負けているのでその借りは返せたらなと思います。
高嶺:そうか、今のところ1勝1敗だ。
田中:1勝1敗。次で完全決着ということで、ドームで迎え撃ちたいと思います。
高嶺:楽しみです。

6月3日に三協フロンテア柏スタジアムで行われた一戦では、壮絶な撃ち合いの末に田中選手の勝ち越しゴールで札幌が5-4で勝利 【©2023 CONSADOLE】

----前回対戦は2選手ともに得点に絡み、すごいゲームでした。札幌はその勝利後、リーグ戦では3か月間、勝利がありませんでした。
田中:大変な時期を過ごしました。
高嶺:そういう時期、ありますからね。
田中:どのチームにもね。
高嶺:どのチームにもあります。
田中:いつか抜けられますから。
高嶺:次の試合、湘南戦ですよね。勝ってください。僕らは横浜FCに勝ちます。(取材は9月13日実施)
田中:僕たちもギリギリなので。
高嶺:追いつけるように、コンサを追い越せるように頑張ります。残留を決めて。

----緊張感のある戦いの中で、それが連続しているところと思います。また素晴らしいゲームを見せていただき、終わった後に「やるな」と言い合っているシーンが見たいと思います。これでこの企画の対話は終わります。ありがとうございました。
高嶺:ありがとうございました。
田中:ありがとうございます。


※1 田中駿汰選手と高嶺朋樹選手と札幌加入同期の金子拓郎選手は現在、札幌からクロアチアのGNKディナモ・ザグレブへ期限付き移籍(2023年7月24日から2024年7月21日まで)中。
※2 2019年2月から5月にかけて、北海道コンサドーレ札幌へ2020年からの加入が内定した金子拓郎選手(日本大)、高嶺朋樹選手(筑波大)、田中駿汰選手(大阪体育大)の3選手は、それぞれ順に所属チーム(大学又は高校等)に登録したまま、受入先のJクラブの選手としてJリーグ等の公式試合に出場可能となる「特別指定選手」登録された。
※3 2019年3月に開催された第33回デンソーカップチャレンジサッカー堺大会に、全日本大学選抜チームとして参加。
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著者プロフィール

北海道をホームとするJリーグクラブ・北海道コンサドーレ札幌の公式アカウントです。コンサドーレはクラブスローガン「北海道とともに、世界へ」の実現に向け、トップチームの活動を始め、アカデミー世代の育成、サッカー以外にもカーリングチーム、バドミントンチームなど、様々な活動を行っております。当アカウントでは、イベントや試合情報、ホームゲームチケットやオフィシャルグッズ情報など、クラブの最新情報をお届けします。

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