日本シニアオープンゴルフ 第3ラウンド終了

日本ゴルフ協会(JGA)
チーム・協会

通算9アンダーで宮本勝昌が単独首位

【3位タイでスタートした宮本勝昌が初制覇に向けて大きく前進】

2023年度(第33回)日本シニアオープンゴルフ選手権は16日、能登カントリークラブ日本海・はまなすコース(石川県)で第3ラウンドを行った。気温30度と夏を思わせる日差しの中でのプレーとなったムービング・サタデー。首位と1打差の3位タイでスタートした宮本勝昌が5バーディ・1ボギーの68をマーク。通算9アンダーパーで単独首位に立ち、本選手権初優勝に大きく前進した。
宮本を追うのは8位タイにつけていた藤田寛之。藤田は前半で2バーディを奪うと、後半2度の連続バーディを奪取するなど3つスコアを伸ばし、この日ベストスコアの67でホールアウト。宮本と1打差2位に順位を上げた。

首位タイからスタートした増田伸洋は出だしで連続バーディを奪取。4番(パー3)でもスコアを伸ばして一時単独首位に立ったものの、その後2ボギーを叩き、首位と2打差の3位に後退。
本選手権初出場初優勝の期待がかかる片山晋呉は5バーディ・1ボギー68でプレーを終え、通算6アンダーパーの4位から逆転を狙う。増田とともに首位タイでムービング・サタデーを迎えたプラヤド・マークセンは、後半ショートパットのミスからリズムを崩し、1オーバーパーでフィニッシュ。通算5アンダーパーで桑原克典、飯島宏明、山添昌良らとともに5打差5位タイから大会連覇による本大会最多タイとなる5勝目を狙う。

明日の最終ラウンドは第1組が7時40分にスタート。最終第30組は、同門の先輩後輩の関係であり、互いにその実力を認め合う宮本と藤田の組み合わせで11時55分に1番ホールをティーオフ予定。ともにナショナルオープン初戴冠を目指す最終組の2人の争いに、日本オープンを2度制している片山、シニアルーキーでナショナルタイトル獲得のチャンスをものにしたい増田。72ホールの戦いの末に訪れる歓喜に包まれる選手は誰になるか。
  • 前へ
  • 1
  • 次へ

1/1ページ

著者プロフィール

(公財)日本ゴルフ協会(JGA:JAPAN GOLF ASSOCIATION)は1924(大正13)年10月、神戸・根岸・東京・鳴尾・舞子・程ヶ谷・甲南の全国7クラブの代表により、創設された我が国のゴルフ界を代表する団体です。ゴルフ精神の正しい順守、ナショナルハンディキャップ制度の実施、公式競技の開催、ゴルフ・ルールとエチケットマナーの正しい普及などに努め、ゴルフの健全な発展と普及を図り社会に貢献して参ります。

新着記事

編集部ピックアップ

おすすめ記事(Doスポーツ)

記事一覧

新着コラム

コラム一覧

日本オリンピック委員会公式サイト

JOC公式アカウント